2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧
「何これ? 」:欲 「人のうちにある様々な欲は、常に存在しているのではない。 欲の主体は無常なものとして存在している。」 (釈迦) ものに執着すれば、煩悩が生づる。 欲は、不足分を補おうとする心のざわめきと教える。 【閑話休題】:不起訴不当 「参院…
「何これ? 」:安らぎの境地 「地獄をおそるる心をもすて、極楽を願う心をもすて、 また諸宗の悟りをもすて。」 (一遍) 地獄へ逝こうが、極楽へ逝こうが、どちらも究極的には 同じもの。迷いを捨てて生き抜くべし。 【閑話休題】:選抜の選抜は?(これっ…
「何これ? 」:言葉 「正しい言葉とはなにか。 虚言を断ち、謗る言葉を断ち、荒々しい言葉を断ち、 虚言を断っていることである。」 (釈迦) 口を慎むとは、人を悩まし、苦しめる言葉を 吐かないこと。 【閑話休題】:アベノマスクで「したり顔」 アベノマ…
「何これ? 」:不服 「私は良医の病を知って薬を説くがごとし。 服と不服とは医の咎にあらず。」 (『仏遺教経』) 医者は薬を処方するが、服用するかしないかは、 患者次第である。 説法を聞いても、実践するかしないかは本人次第である。 【閑話休題】:治…
「何これ? 」:朽ちる 「うるわしい国王の車は朽ちてしまう。 身体もまた老いに近づく。 しかし善人の徳は老いることがない。」 (釈迦) 作られたものは必ずや朽ちる。 しかし、現世て培った徳は老いることなど無い。 【閑話休題】:「TikTok鵜呑み」 「Tik…
「何これ? 」:杖 「たとえば老人が歩行する時、杖がないとつまづくように、 忍耐は正しい習慣の杖となり人を助ける。」 (『大智度論』) 幼少から精進を重ねていけば、それが、 生きる杖ともなる。 【閑話休題】:日大への助成金「全額不交付検討」 2021年…
「何これ? 」:四十にして 「子曰く、 吾れ十有五にして学に志ざす、 三十にして立つ、四十にして惑わず、 五十にして天命を知る、六十にして耳従う、 七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず」 (『論語』) 人は40歳にもなれば、道理を知って迷わない…
「何これ? 」:善悪の業 「妄執が人を生まれされる。人の心が走り回る。 生存するものが輪廻に堕している。 行為(業)が人の拠り所である。」 (釈迦) 人は欲を満たすために悪行を重ね輪廻を繰り返す。 生前になした善悪の業だけが来世に導く。 【閑話休題…
「何これ? 」:怠け心 「怠け心の黒幕は諸々の智慧を覆い、 徳を吞み尽くし、不善を増長する。」 (『智度論』) 怠け心は、己の功徳も覆いつくす。 それ故、信用も無くし破滅の門をくぐる。 【閑話休題】:小型モジュール炉(原子炉) 原子力発電についての…
「何これ? 」:ことば 「言解はすなわちこれ繋にして、 聡明はこれ魔の施設なり。」 (『歴代法宝記』) 言葉で理解しようとすると言葉の意味に囚われ過ぎる。 言葉は、悪魔が仕掛けたからくりである。 言葉は、伝達や理解の方便である。 【閑話休題】:詐欺…
「何これ? 」:根本 「たとえ樹を伐っても、もしも頑固な根を断たないと、 樹がつねに再び成長するように、妄執の根源となる 潜勢力を摘出しないと、この苦しみは繰り返し現れ出る。」 (釈迦) 貪りと怒りと奢りの煩悩を断つと、 苦しみから解放される。 【…
「何これ? 」:心がけ 「安らぎを心がける人は、眠りとものぐさと、 ふさぎ込む心に打ち勝つべきである。 怠け心を宿らせてはならない。 おごりの態度を取ってはならない。」 (釈迦) 怠け心を起こさず、おごりの心を持たない、 不断の心がけが大切と説く。…
「何これ? 」:心のはたらき 「人の行いは、心のはたらきにしたがって起こる。 個々の具体的な行いに大小の差はあっても、 心のはたらきを原因として行いの報いがもたらされる 因果の道理にいずれも違いがない。」 (『十善法語』) 人の行いは、その行動が…
「何これ? 」:火花 「生まるれば老い、病むに到れば光沢無し。 石を撃って火の現ずるごとし。」 (『出曜経』) 人生は、火打石を打って飛ぶ火花のごとく、ほんの一瞬。 老いて衰えることは避けられない。 【閑話休題】:トンガ沖「海底火山大噴火」 トンガ…
「何これ? 」:心静か 「平静で、つねに注意し、人を己と等しいと思わない。 己が勝れているとも、また劣っているとも思わない。 彼には煩悩が燃え盛ることがない。」 (釈迦) 他者と自身を比べて、己が劣っているとは 思いたくないのが常である。 他者と比…
「何これ? 」:万物 「一切万物はみなこれ苦の原因なること、なお賊のごとし。 あるいははじめは歓喜なりといえども、後には人を害す。」 (『成実論』) 全ての自然現象は、己の思うようにはならない。 万物は、平時は穏やかであるとも、ことが起こると 豹…
「何これ? 」:食べ物 「食に珍もの物を好まんよりも、食好むとき 膳に向かえば食のすすむことを知らず。」 (至道無難) どんな食べ物でも、食べたいと思った時に食べれば、 本来の味や風味を満喫できるはず。 【閑話休題】:練り歯磨 練り歯磨(ハミガキ)き…
「何これ? 」:精進 「精進する人は駿馬に譬えられるが、 乗馬の者が努めて手綱を引かないと のろまな馬に先を越される。」 (『大毘婆沙論』) 努力なしに才能を伸ばした者などいない。 すぐれた先生にめぐり合い、精進を 続けることが大切と説く。 【閑話…
「何これ? 」:節度 「なすべき事をなおざりにし、なすべからざる事をなす、 高ぶって放逸なる人たちには、汚れが増す。 彼らの汚れが消えるのは、はるか遠い。」 (釈迦) 己の行いはさておき、他者を批判する人がいる。 節度もなく、反省もないので、人か…
「何これ? 」:節度 「つねに心を落ちつけて、食物を得ても 食事の量を節することを知る人には、 諸々の苦痛の感覚は弱まりゆく。 寿命を保ちながら、安らかに消える。」 (釈迦) 足るを知れば、心静かに落ち着くことが出来る。 【閑話休題】:「Z世代Ⅱ」(…
「何これ? 」:鍛錬 「誠実美鋼を生む。」 (木原 明) 現代の名工の木原明氏は、師匠から 美しい刀剣を生む「玉鋼(たまはがね)」は、 誠実な心を持ち、己に厳しく、心身を鍛錬しなければ 出来ないと教えられた。 生き方そのものの教えであろう。 【閑話休…
「何これ? 」:善悪 「人がもし善または悪の行いをなすならば、 彼は己の行った一つ一つの行いの相続者になる。」 (ジョディダーサ長老) 自身が行った行いの報いは、善悪に関係なく かならず己に返ってくる。 【閑話休題】:まるで中国企業みたい……… 「米…
「何これ? 」:修練 「安禅、必ずしも山水を須(もち)いず。 心頭を滅却すれば、火もまた凉し。」 (『碧巌録』) 鍛錬し、心のはたらきを無にしたら、 火もまた涼しい境地になれる。 【閑話休題】:成人式 例年一部で報道される成人式での「大騒ぎ」。 い…
「何これ? 」:精進 「もし勤めて精進すれば、すなわちこととして難しき ものはなし。 たとえば小水の常に流るれば よく石を穿つがごとし。」 (『仏遺教経』) あらゆる行いにおいて、コツコツと精進すれば、 大きな成果を得ることが出来る。 小水でも、石…
「何これ? 」:解脱と、さとり 「解脱は足るを知る境地である」 (『涅槃経』) 解脱は、心身から煩悩が生じなくなったさま。 さとりは、ものの道理の理解。 【閑話休題】:「Z世代」 「ある民間企業の調査」 ・「Z世代(16才~25才)」 生まれ変わったらや…
「何これ? 」:世俗的 「世俗的であっても、すぐれた正しい見解を もっているならば、その人は千の生涯を 経ても、地獄に落ちることがない。」 (釈迦) 習慣的規律を守り、信仰心を持ち、迷信や邪心に 犯されない人は、地獄に落ちることはないと言う。 【閑…
「何これ? 」:言葉の質 「善い言葉を口に出せ。悪い言葉を口に出すな。 善い言葉を口にしたほうが良い。 悪い言葉を出すと、悩みをもたらす。」 (釈迦) 簡単な会話もいいが、まずは言葉の質を学ぶべきであろう。 【閑話休題】:キレル(切れる) 「あの人…
「何これ? 」:ことば 「己を苦しめず、また他人を害しないような 言葉だけを語れ。 これこそ実によく説かれたことばである。」 (釈迦) 「言葉は身の文(ぁゃ)」といい、その人の品格を表す。 自身にも他者にも好ましい言葉で語るべきである。 【閑話休題…
「何これ? 」:節度 「遊ぶに節あらん。節あたらんは、遊ぶもにくからず。 節にあたらずば、狂人也。」 (沢庵宗彭) 人生は夢のようにはかなく短い、遊びも可である。 しかし、その遊びも節度を持って行えないような者は、 狂人とも言えよう。 【閑話休題】…
「何これ? 」:門松 「門松はめいどのたびの一理塚 馬籠もなくとまりやもなし」 (一休) また、一年が過ぎてしまった。 一年ごとに見る門松は、冥途への一里塚であろうか。 【閑話休題】:「日本そのもの」? 「NHKの紅白歌合戦」と言う番組。 年末も、これ…