「何これ? 」：看病 「病人が守らないと看病が難しい五つがある。 つまり、必要な薬や食事を服する、 看病人の言葉に従う、 病気の増損を知る、苦痛に忍ぶ、 精進して智慧がある事。」 （『摩訶僧祇律』） 治療は、医者と看護人と病人が 一つになって出来る…

「何これ? 」：真理 「最上の真理を見ないで百年生きるよりも、 最上の真理を見て一日生きるほうが すぐれている。」 （釈迦） どうすれば、最上の真理に 近づけるのであろうか。 【今日の思込】：悲劇、馬も人も……… 5月28日、第90回日本ダービー（G1・東京…

「何これ? 」：捨てる 「仏に逢うては仏を殺し、 祖に逢うては祖を殺し、 父母に逢うては父母を殺し、 親眷に逢うては親眷を殺し、 初めて解脱を得る。」 （『臨済録』） ここでいう「殺す」とは「捨てる」 という意味。 言葉を捨てると何が見える…… 【今日…

「何これ? 」：失う 「この世で得られない五つのことがある。 老いる性質のものが老いない、 病む性質のものが病まない、 死ぬ性質のものが死なない、 滅びる性質のものが滅びない、 消えて失われる性質のものが 消えて失われないこと。」 （釈迦） 事実を正…

「何これ? 」：生起 「もろもろの事象の相をよく理解し、 心のはたらきの生起を熟知せよ。 適当な時に、心を静めることと、 総じて見とおすことに努めよ。」 （『テーラガーター』） 心静かならざれば、 すべてを見渡すことは難しい。 【今日の思込】：異次…

「何これ? 」：妄想 「無業は一生のあいだ、どのような 質問に対しても”妄想するなかれ（莫妄想）”と 一言で答えた。」 （『碧巌録』） 邪念にとらわれぬこと…… 【今日の思込】：「フレームアウト」 どこが無責任なのか？ 「news zero」キャスターの櫻井翔氏…

「何これ? 」：見せかけ 「暴虎馮河、死して悔い無き者は、 吾れ与にさざるなり。」 （論語） 素手で虎と戦うような計画性もない 無謀な行動をする輩とは、一緒に 行動すべきではない。 【今日の思込】：G7と国連 「G7」：主要7カ国首脳会議（G7サミット） …

「何これ? 」：一切皆苦 「一切の形成されたものは苦しみである。 一切皆苦と明らかな智慧をもって観るときに ひとは苦しみから遠ざかり離れる。 これこそ人が清らかになる道である。」 （釈迦） 苦しみとは、思い通りにならないこと…… 【今日の思込】：さら…

「何これ? 」：偸盗 「与えられていないものは、 どのような場合であっても、 知ってこれを取ることを避けよ。 また、他人をして取らせることなく 他人が取り去るのを認めるな。」 （釈迦） 自身のみならず、 他人が盗むことも戒める。 盗ませないようにする…

「何これ? 」：連鎖 「一枚の紙の中に雲が浮かんでいるのを はっきりと見るでしょう。」 （ティク・ナット・ハン） 雲がなければ雨は降らない。 雨が降らなければ木は育たない。 木がなければ紙はできない。 故に、紙の中にも雲が見えるはず。 【今日の思込…

「何これ? 」：論 「思想について論じる場合に、 何が大切な問題となるか。 誰が語ったかという事ではなく 何を語ったかという事である。」 （中村元） 正しいことは正しい、 誰が語ろうとも…… 【今日の思込】：『新潮』完全スルー ジャニー氏問題で『文春』…

「何これ? 」：我欲 「マイハカという名の山鳥が 山の背にある洞窟に住み、 熟した実のなる木にとまり、 ”オレノモノダ”と鳴き騒ぐ」 （『ジャータカ』） 財を集めて分け与えることをしない、 しかし集めた財も永遠ではない。 【今日の思込】：「ケツの穴」…

「何これ? 」：行為 「賢者はこのように行為を、あるがままに見る。 かれらは縁起を見る者であり、 行為とその報いとを熟知している。」 （釈迦） 縁起とは、”依りて起こる”との意味。 自身の都合だけでは、事は進まない。 【今日の思込】：ジャニーズ問題（…

「何これ? 」：施しの功徳 「ひろく慈しみの心をもって愛しなさい。 そして、ひろく憐れみの心をもって 施しなさい。施しの功徳はど大きい ものはないからである。」 （『四十二章経』） 施しの功徳は、減ることなどない。 【今日の思込】：強制チップ 「ギ…

「何これ? 」：掉拳（じょうこ） 「何を掉拳となすのか。 心を境において不寂ならしむるを 性質とし、心を集中する実践の 障害になるのをはたらきとする。」 （『成唯識論』） 煩悩の一つの「掉拳」、 心高ぶり、落ち着かない興奮状態を言う。 故に、正しい…

「何これ? 」：危険 「賢者は、まだ来たらざる恐怖（危険）を知って、 遠くから避ける。 しかし、すでに起こった恐怖（危険）は、 そこにおいて立ち向かう。」 （『ダンマニーティ』） 危険は前もって遠ざけ、近づかない。 もし危険に遭遇すれば、 現実を見…

「何これ? 」：善行 「わずかでも善いことをしたなら、 来世に安楽をもたらし、つねに 大いなる福楽を生ずることになる。 穀物が積もり集まったようなもの である。」 （釈迦） 善いことの積み重ねこそが 来世の福楽を与える。 【今日の思込】：『NHK受信料…

「何これ? 」：仏法 「たとえば臭泥の中に蓮華の生ずるがごとし。 但し蓮華を採りて、匂泥を採ることなかれ。」 （鳩摩羅什） 蓮華（仏法）を俗世（匂泥）に 晒してはならない。 【今日の思込】：「譲る派or譲らない派」 「座席を代わって」との要望に対し、…

「何これ? 」：思慮 「敵であっても、思慮ある者がよりすぐれている。 味方であっても、思慮のない者はよくない。 “蚊を殺そう”と愚かな息子は、父親の頭を 砕いてしまった。」 （『ジャータカ』） 思慮のない者は危険。 全体が見えていない。 【今日の思込…

「何これ? 」：精進 「一時座禅すれば、一時の仏なり。 一日座禅すれば、一日の仏なり。 一生座禅すれば、一生の仏なり。」 （円融弁円） 何事も、少しづつの積み重ね。 怠らず精進すべし。 【今日の思込】：馬鹿としか言いようが… 銀座のロレックス専門店、…

「何これ? 」：供養 「もし香華などをもって仏に供養しても、 仏に供養したと名づけず。 もし一心に怠けず親近し、聖道を修めれば、 これを供養という。」 （龍樹） 教えにしたがって正しく生きることが 本当の供養。 【今日の思込】：入管制度は「憲法の例…

「何これ? 」：知識 「聞こうと欲するならば、学問は増大する。 学識は智慧を増大する。智慧によって 道理を知る。 道理を知ったならば、楽しみをもたらす。」 （『テーラガーター』） 身に着けた知識が道理を導く。 【今日の思込】：「同調圧力」 マスクの…

「何これ? 」：因縁 「人々は因縁があってよい領域（天）に おもむくのである。 人々は因縁があって悪い領域（地獄）に おもむくのである。 人々は因縁があって完全な安らぎに 入るのである。」 （釈迦） 善悪は、全て因縁によっておこる。 偶然の所作ではな…

「何これ? 」：意識 「前思わずかに起これば、後念相隋う。 覚りに由るがゆえに真となり、 迷いに在るがゆえに妄となる。」 （『十牛図』） 迷いの境地は特別に存在している ものではない。 すべては、自己の心のありかたに より生まれる。 【今日の思込】：…

「何これ? 」：心 「過去心も不可得なり、現在心も不可得なり、 未来心も不可得なり。」 （『金剛般若経』） こころに、過去、現在、未来 という「時」があるのだろうか？ 【今日の思込】：思いどおりに １）「同調圧力」 「みんな賛成しているんだけど、こ…

「何これ? 」：理 「いとも麗しき国王の車も朽ちてしまう。 身体もまた老いに近づく。 しかし善い立派な人々の徳は 老いることがない。 善い立派な人々は互いに ことわりを説き聞かせる。」 （釈迦） 真実の教えを実践する者は、 たとえ身体は衰えても、その…

「何これ? 」：慈悲 「自分の友にも敵にも、平等に慈しみの 心を起こすべし。 慈しみの心をもって全世界をあまねく 充満すべし。 これは諸々の目覚めた人の教えである。」 （『ミリンダ王の問い』） 他者への関わりは、慈悲。 生涯において、育て発展させて …

「何これ? 」：戒 「つねに戒めを守り、精神の統一を 守る者であれ。 真理を観ずることを学び、しっかりと 気をつけて落ち着いておれ。」 （釈迦） 静かな乱れなき心によって、 物事をありのままに見るのが 洞察力。 【今日の思込】：憲法に関する全国世論調…

「何これ? 」：財 「人が適当なところに住み、高潔な人につかえ、 正しい気持ちをたもち、あらかじめ善を おこなったなら、穀物と財宝と栄誉と 名声と安楽とは、彼のもとに集まる。」 （釈迦） 財などは否定されるものではなく、 それをいかに獲得し、用いる…

「何これ? 」：商人 「三つの条件を備えた商人は、久しからずして その財産が巨大になる。その三つとは何か。 それは商人が炯眼で、巧みに活動し、 基礎確実なことである。」 （釈迦） 物事をはっきり見抜く力、 商品の売買の方法、 適正な利益確保の認識。 …