「道は山のごとく、登ればますます高し、
徳は海のごとし、いればますます深し」 (瑩山禅師)
修行が進めば進むほど、その奥行きは深まってくる。
いくら「徳」をつんだと思っても、更に探求することが
際限なく深まってくる……
禅師のことばは、簡単な表現ですが、人(僧侶)として進んで
いく道はどうあるべきかを示しているような気がします。
私は、この禅師の言葉の冒頭の「道は~」、「徳は~」を
取って、勝手に「道徳」と呼んでいます。
何か、ことば遊びをしているようで、申し訳ない気分です。
「徳」をつむには、まだまだ時間がかかりそうです。
もう、後がない(?)と言うのに……
緑陰に 借りて読む書は 龍之介
2020.06.07 moai291