どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 五輪黒歴史 」

「これ何? 」

アイヌ民族と五輪と日本人」

 

 日本の五輪初参加と言われているのは、

1912年第5回ストックホルム大会で、

陸上競技の2選手が参加しました。

 

 しかし、その8年前の米国セントルイス五輪に

日本人が参加していたことは、広くは知られていません。

 

 この五輪では、「人類学の日」と称し

運動能力を試す大会が開かれました。

 

 その大会に、アイヌの男性4人が参加し、

弓や槍投げ等の競技が行われました。

 

 この企画は、先住民を見せ物の様に扱った

行為とみなされ、五輪草創期の汚点として、

公式記録からも除外されている黒歴史です。

 

 北海道やアイヌ関係団体は、五輪の開会式で

アイヌ伝統舞踏の披露を求めて来ましたが、

組織委員会は、不採用の方針と言うことです。

 

 「セレモニーの制約の中で、はまり切らなかった」

と言い訳じみた事を言っているようです。

 

 「はまり切らなかった」ではなく、入れる意思が

無かったと言う事なのでしょう。

 

 ここ期に及んでも「アイヌ民族」を軽視している

組織委員会とは、何と言う………なのでしょうか。

(………は好きな文言等を自由に入れてくださいマセ)

 

 東京五輪も延期ではなく、本当は中止なのでしょう。

誰が口火を切るかの問題なのでしょう。

 

  七夕や 五輪の旗は 一つなり

        2020.07.20.moai291

 

 ※「ひとり大雄峰に座す」 (碧巌録)