どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 不透明な漁獲 」

 「これ何? 」

 「ニホンウナギ 不透明な漁獲」

 

 土用の丑の日、あ~「ウナギ」が食べたい!」

今年は、7月21日と8月2日です。

 

 しかしながら、「ニホンウナギ」の個体数は、

過去三世代(24年)で、約50%の減だそうです。

 

 国際自然保護連盟(IUCN)も、絶滅危惧ランクを

「近い将来絶滅の恐れが高い種」との評価をしています。

過剰な漁獲、不透明な漁獲、生息域の破壊等が原因と

しています。

 

 ニホンの養殖用ウナギの稚魚の「シラスウナギ」も

昨年の漁獲量は、3.7トンと、過去最低でした。

 今年は、17.1トンと持ち直しているように見えますが

1975年頃の100トンと比べれば極端に少ない量です。

 

 この「シラスウナギ」の昨年の漁獲量の約40%が

不透明な漁獲(密漁等)であるとのことです。

 

 不透明な漁獲(密漁等)が続けば、将来的に「ウナギ」を

食べることが全く出来なくなると言う事なのでしょう。

 

 不透明な漁獲(密漁等)だけでなく、生息域の破壊等

多くの要因が重なっているようです。

 問題は、広く深いものがある様です。

 

  環境問題等について、何にもしていない私に

「ウナギ」を食べる資格があるのだろうか…………

 

   今年も何も考えずに食べちゃったな~

8月2日は、止めとこう~かな。

 

「人は自分で留意し、量を知って食べるべきである。

      そうすれば苦しむこと少なく、

      寿命を守り、徐々に老いる」 (仏陀

 

 *竹葉亭 食べる吾子の目 土用明け

          2020.07.22.moai291