「これ何? 」:追憶のなか
「昨日ありしは今日の夢、うつつにみゆる御姿は、
心の中の影にして、合わせる掌こそ真なる。」
(追善供養御和讃)
人は死後、何処へ行くのであろうか。
天国、地獄、極楽浄土…………。
答えは、無い。
もしかしたら、その人々の、この世での
「生きざま」が答えを知っているのでしょう。
亡くなった人々も、生者の追憶のなかに
生き続けていると言うことなのでしょう。
生者の追憶の中にも生きていられるような
そんな人生でありたいものです。
* 残る香や 花橘は 天にあり
2020.12.06.moai291