「これ何? 」:読書百遍
「真言は人の考えを超えたもの。
これを繰り返し唱えれば、迷いの因が除かれる。」
(空海)
お経の個々の「ことば(真言)」は、他種多様な
意味を含む仏の真実のことばとされています。
これを反復継続して唱えることで、全ての
迷いが取り除かれるとされています。
繰り返し読み唱える、つまり
「読書百遍意自ずから通ず」と言うことなのでしょう。
しかしながら近年は、このような態度で臨む人は
極めて少ない様で、意味が分からなければ、ネット等で
簡単に調べて、「ハイ 一丁上がり~」みたいです。
なんだか変な気がしています。
効率を重視し過ぎるきらいがあるのではないので
しょうか。自分の頭を使うことを惜しんでは
いけないと思いますが……。
まぁ、我は「たいした頭ではない」ことは
自覚していますが……。
*あ!あの娘 信号待ちの 二秒間
2020.12.12.moai291