「これ何? 」:旋火輪
「寿命はだれが起こしたものか、
だれによって無くされるのか。
それは旋火輪のように始めなく。
終わりがない。」 (華巌経)
人の寿命は、だれが決めたものでもない。
ましてや己の寿命など知る由もない。
初めもなく、終わりもない「旋火輪」の
ようであるとしています。
だからこそ、今を誠実に力の限り
生きることが大切だと説いています。
これは、マルティン・ルターの
”たとえ明日、世界が滅亡しようとも、
今日私はリンゴの木を植える”
との精神にもつながるものなのでしょう。
*大雪や 今日も巣ごもり 哲学書
2021.01.10.moai291