どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 人権 」

 「何これ? 」:快楽
 
 「どんなものでも、心が快楽にくらまされて、
  それに歓びを求めれば、それぞれのものは
  千倍の苦しみに変じて現れる。」  (入菩提行経)
 
 すぎたる快楽は、後にわびしさだけが残る。
  「歓楽極まりて、哀情多し」である。
 
閑話休題】:撮影禁止行為
会場での禁止行為に、「選手への性的ハラスメント目的の
疑いがある写真や映像の記録・作成」の禁止項目を
を新たに追加したそうです。
 
 また、組織委員会は、「主催者からカメラ等による
撮影画像の確認行為を求められた際にはこれに応じること」
との項目も追加しました。
 
 禁止行為・遵守行為ともに違反した場合、
入場拒否又は退場措置をとる場合があるそうです。
 
 選手への性的ハラスメント目的の疑いがある
写真の撮影等は、当然禁止されるべきです。
 
 しかし、性的ハラスメント画像撮影の疑いがある場合、
主催者が撮影画像の確認行為をするとの事ですが、
撮影画像が「性的ハラスメント」に当たると認定するのは誰
なのでしょうか?
 
 一個人の感覚で、その場で決められるものなのでしょうか?
なかなか難しい問題だと思われます。
 
 「ハラスメントと疑わしい画像」も「芸術的画像」と
抗弁する事も出来ます。
 
 「性的ハラスメント画像」の定義があいまいであり、
これを定義づけることも困難でしょう。
(個々人の感覚による差が大きい。)
 
 話は変わりますが、女性が男性に「お尻を触られた」場合、
「イケメン」が触ったのなら、多くの場合その女性はこれを
許すと思われます。
 
がしかし、「クソ爺々」が触った場合は、セクハラとして訴えられます。
行っている行為は、何ら変わりはないのに………
 
 要は、この種の問題は、一般的な定義をもって
画一的に制御することは、極めて困難と言うことです。
 
 とは言うものの、日本では、選手への写真や動画による
性的ハラスメントをめぐり、競技中に性的な意図で撮影された
と思われる写真がSNSに投稿されたとして、以前から多くの
選手達が被害を訴えています。
 
 選手達が嫌がっている行為(撮影など)を制御すべきですが、
何とかする妙案は、私にはありません。
 
 もしかして、「主催者からカメラ等による撮影画像の確認行為を
求められた際には、これに応じること」と規程しているので、
主催者には、セクハラについての明確な判断基準があるのでしょうか?
 
 それとも、撮影者の良識に訴えると言う事なのでしょうか?
 
 * 桜まだ 北陸地方 咲ききらず
               2021.03.28.moai291