「何これ? 」：賤民
「相手の利益になることを聞かれたのに
不利益を教え、事柄を隠して告げる人
彼を賤しい人と知れ。」 （釈迦）
世間には「嘘も方便」と言う言葉もあるが、
釈迦は嘘をつく人は賤しい人であると説いている。
賤しくない嘘などあろうはずもない。
【閑話休題】：異物混入
「モデルナ製一部に異物」
混入したのは、粒子状の金属と考えられ、
スペインの工場で製造されたもの。
同じ時期に製造された163万回分のワクチンについて
接種を見合わせるとしている。
最低限でも、同一ロットは廃棄をすべきでしょう。
安全性や有効性への影響はないと考えられる」と、その根拠を
示すこともなく軽々しく言っている。
「一般的に未開封のワクチンの容器から異物が見つかるケースは
”マレにある事”」とも厚労省担当者は言っている。
無菌状態の製造工程において作られた薬品等には、
異物が混入することが「マレ」にあるとは思われません。
このワクチンも、無菌状態の工程で造られたはず。
何の根拠もなく、異物が混入する事が「マレにある」とは
どういうことなのでしょうか？
「異物が混入しても薬剤の品質に影響が出ることは考えにくい」
とも厚労省担当者は説明している。
また、「新型コロナウイルスワクチンは、筋肉注射で行われる
ため異物で血管が詰まるリスクもない」と説明している。
厚労省担当者の言葉を真に受ければ、異物の目視確認をして、
接種し続ければいいことになります。
何故、このワクチンの接種を中止するの？
異物が混入していたと言う事実があると言う事は、
この他にも、何らかの不具合があると言う可能性が非常に高いと
考えるのが自然でしょう。
厚労省は、確たる根拠も無く、「心配ない」と
言い続けることは、誠実な対応とは思われません。
「スカ」首相は26日、記者団に「安全を最優先に接種し、
現状分析をするように（厚労省に）指示をした。
接種（計画）に大きな影響を与えるものではないという報告を
受けている」と述べたそうです。
接種計画に大きな影響が出ることのみを心配している。
「国民の健康と安全が第一」とは、どの口が
言うのでしょうか？
国民の安全より、ワクチンの接種計画の方が
重要と言う考え方がよく伝わる言動です。
これがコロナワクチンではなく、普通の医薬品なら、
即廃棄の措置が執られているはずです。
何故今回、使用見合わせで決着しようとするのでしょうか？
（おおよその見当はつきますが………）
厚労省も「スカ」首相も、本当に国民の安全を
考えているとは思われない態度がよくわかる対応です。
＊ 雑踏に今年は一人風の盆
2021.08.30.moai291
