どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 変形ロックダウン」

 「何これ? 」:鍋と竈
 
 「口と身は、かまどと鍋のようなもの。
  かまどは香木も炊けば、牛馬の糞も燃やす。
  いずれも鍋の水は温まる。」 (カッチャーヤナ
 
 最終目的のためには、手段は多数ある。
どの手段を求めるかは、各々の器量による。
 
閑話休題:“ロックダウン的手法”
   「変形ロックダウン」:何だかプロレスの技みたい。
   
 新型コロナ感染防止対策としての「ロックダウン(都市封鎖)」。
 
 日本医師会のN川会長は、「スカ」首相に対し、
「より強力な感染防止対策が全国規模で必要だ」と要請。
 
 従前の、「緊急事態宣言」の期限延長や対象地域の追加では、
効果が見られないので、新たな政策を打ち出す必要があるとしている。
 
 その手法の一つとして、「ロックダウン(都市封鎖)」をも
求めている。
 
 「ロックダウン(都市封鎖)」の実施については、
「下等」官房長官は、「現行制度上は日本ではできない
大きな私権の制限になる」としている。
 
 それなら、現行制度(法律)に抵触しないように
「ロックダウン(都市封鎖)」的な手法を考えればよい。
 
「変形ロックダウン」の実施。
 この対策の主眼は以下の1,2。
 
  1,人の流入を減らす具体策
  2,都道府県をまたいだ移動を減らす具体策
 
 この1,2を実施する具体的な手法としては、
航空や鉄道など、公共交通機関の利用を抑制する策
講じることで「ロックダウン(都市封鎖)」的効果を
あげようとするもの。
 
これを仮に「変形ロックダウン」と勝手に呼びます。
いわゆる「計画運休」のことです。
 ・新幹線の運休一か月
 ・航空機の運休一か月
 ・主な高速道路の遮断(通行止め)
 
 とにかく、大きな人の移動を制限する事で、
人の流れや、都道府県をまたいだ移動を制限する効果を
あげることで、ロックダウン(都市封鎖)的効果を
得ようとするものです。
 
 公共交通機関の運休は、「利用者の安全のため」と言えば
私権の制限にはならないとも考えられます。
 
 しかし「ロックダウン(都市封鎖)」は、個人的にはあまり
効果が期待できる対策では無いとも思っています。
 
 問題は、多くの関係者が「政府に対策を」と言っているだけで
具体的な対策を示せる専門家も政治家もいない事です。
(しかしこれは当たり前の事です。何しろこの状況は、
 世界中において、はじめての経験なのですから……)
 
 そういう意味においては、「スカ」首相も何だか
「カワイソウ」です。
 
 しかし、「明かりは、はっきりと見え始めている」は
無いでしょう。
 
*(注)全て個人的な妄想ですのでスルーするのが良いかと思いますヨ。
 
 無人駅出札口の螽斯(キリギリス)
            2021.09.01.moai291