「何これ? 」:語り
「善人はいう、第一に美しく語れ、第二に
法のごとく語り、法によらずに語るな、
第三に麗しく語り、荒々しく語るな、
第四に真実を語って嘘を語るな。」 (釈迦)
汚い言葉を口にせず、優しく誠の言葉を語るなら、
争いなど、あろうはずもない。
2019年に起きた「池袋暴走事故」で自動車運転処罰法違反
(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長
飯塚幸三被告(90)に、禁錮5年の求刑。
飯塚被告は、一貫して無罪を主張し、車の不具合を
事故原因と主張。
その様に信じたいのは、分からないでもないが、
客観的事実は受け入れるべきです。
この人は、その判断すら出来ない状態なのでしょう。
仮に、この者がブレーキを踏んでいたとしても、
自身が運転する自動車で、他人を死亡させた事実は
変えられません。
まず、この事実に対して、被害者家族に
お詫びをすべきでしょう。
自己の(呆けた)主張は、それから後の事です。
そもそも、90才のクソ爺々に運転をさせていた
家族もどうかしている。
その意味においては、家族も同罪です。
被害者の遺族は、
「大前提としては、加害者が無罪を主張したり、控訴したり
することは権利ですので尊重しています。」、
しかし、「人と争っている私は(亡くなった)2人が愛して
くれた私ではない。あとは被告人が決めることですが、
(控訴)して欲しくない」と話しています。
まさに、「優しく誠の言葉」です。
この「悲しくとも強い思い」は、呆けた爺々には、
いつ伝わるのでしょうか?
* 舗装路の 仰向けの蝉 また飛べり
2021.09.04.moai291