どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? スーパーシティ法案」

 「何これ? 」:支配
 
  「この世は心によって動かされ、
   また、心によって悩まされている。
   ただ心と言う一つのもので、
   すべてのものは支配されている。」 (釈迦)
 
 世界を支配しているものは、権力者や独裁者でもなく、
 金や力でもなく、心である。
 世界は、心のうねりの現れと教える。
 
閑話休題:「スーパーシティ法案」
      こんな法案って、アリなの?
 
「住みやすい未来都市」を、国や地域、事業者が一体に
なって実現させようという取り組みみたいです。
 
 法案は、複数の分野に関わる様々な規制を緩和して、
最先端技術(特に最先端のIT、AI等の技術)を使いつつ
より良い社会を作っていくための法案としています。
 
「より良い社会を作っていく」の解釈の仕方によっては、
どの様にでも変節する法案です。
 
 と言う事は、行政を司る方々の住民からの信頼が
不可欠です。
 
 一体、どれだけの方々が、行政に信頼を寄せて
いるのでしょうか?
 
 現状を顧みるに、信頼できない方々(議員等)が
多数いると思うのは、私だけでしょうか?
 
 また、「より良い社会」とは、個人差が多すぎるように
感じられます。(人それぞれです。)
 
 「より良い社会を作っていくための法案」と
言われても、ピンと来ません。
 
スーパーシティ法案のメリット?
 ①自動運転 ⇔ 自分で運転したいノダァ。
 ②ワンストップ行政 ⇔ そんなに急ぐ必要あるの?
 ③安全監視カメラ ⇔ そんなに見つめられてもネェ。
 ④キャッシュレス社会⇔浮浪者の私はカードなど持てない。
            (飢え死に間違いなし。)   etc
 
スーパーシティ法案の課題
 ①:監視社会になる恐れ。
 ②:個人情報の取り扱い、流出の恐れ。
 ③:民間企業が様々なデータを収集して自社の
   利益のためだけに使う恐れ。 etc
 
 やっぱり問題は、何だか利権が多く絡みそうな法案
だと言う事でしょう。
 
 また、行政に全幅の信頼を置いている者が
少ないという点も大きな問題点でしょう。
 
統合型リゾート」(IR)関連法案と、根元は
同じような気がしています。
 
 スーパーシティ法案は、あくまでもビジネス。
資本主義という営利事業を基本に成立した内容
と考えられます(利権ビジネスの温床か?)。
 
 ドローンや自動運転の技術は、営利企業が儲ける
ための手立てにしかならないでしょう。
 
 お金のある企業、個人はスーパーシティで更に儲け、
貧乏人は搾取されるという構造が垣間見えます。
 スーパーシティはそれを助長させるだけとも
考えられますが………
 
私は大金持ちなので、心配はしていません………
 と、言えたらいいなぁ~。
 精一杯の、強がりです………これホント…残念・無念!
 
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           2021.09.25.moai291