どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? タックスヘイブン」

 「何これ? 」:足るを知る
 
 「この世で見たり聞いたり考えたり識別した
  快楽な事物への愛着や貪りを除去することが、
  安らぎの境地である。」  (釈迦)
 
  人の良くは、果てしなく増長するものである。
 五感に、足るを知ることを教えることが肝要である。
 
閑話休題:「海外生命保険」と「タックスヘイブン
 
法人税所得税などの税率がゼロもしくは極めて
低い国・地域のことで、それ自体は違法ではありません。
 
 財産の移動元の国や地域においては、税収の減少などの
弊害をもたらしているため、問題視されることが多い。
 
 「相続税支払い資金」を得るため、タックスヘイブン
租税回避地)に設立した法人などを通じて、
日本と比べて保険金や利回りが大幅に高い海外の生命保険を
契約した複数の日本人がいることが判明。
 
 海外の生命保険には、数十億円規模の保険金や、
7%程度の高い利回りをうたう商品もある。
 
 海外生命保険とは、日本に支店等がない保険業者が
販売する生命保険商品。
 
 海外生命保険として利用されている商品は、オフショア
生命保険が大部分を占める。
 
 オフショア生命保険とは、タックスヘイブンといわれる
税金が安い(またはゼロの)国や地域で販売されている
生命保険の総称。
 
1、海外生命保険が注目されている理由
  海外生命保険には、投資運用により資産を増やすことができ、
  かつ通常の生命保険としての取扱いもできる。
 
 ・投資商品と考えられる商品で、保険料を株式・債権・ファンド
  などで積極運用し、資産増が見込める。
  (しかし、リスクも高いと言う事。)
 
 ・日本では運用益は課税対象だが、オフショア生命保険は
  タックスヘイブンで販売されているため、税金がほとんど
  課されないものもある。
 
 ・相続税には基礎控除額が存在するが、それとは別に
  生命保険金専用の非課税控除枠があり、海外生命保険も
  この非課税枠の対象になる。
 
2,海外生命保険の特徴とリスク
 ・資産運用の失敗で、財産が減少する可能性。
 ・海外生命保険は、現地で契約しなければならない。
 ・税務署には海外生命保険の取引情報も把握されている。
 
 ・金融当局の免許を得ていない業者から、海外保険に加入する
  ことは、保険業法で原則禁止されている違法行為。
 ・金融庁は、海外法人名義などで契約しても「法に反する」との
  見解を示している。
 
3,まとめ
  海外生命保険は、投資商品として販売されているもので、
 購入に手間がかかるし、投資運用に失敗するリスクがある。
 
  止めておいた方が、いい様で………
 欲をかくと、ロクなことはないと言う事でしょう。
 
  余裕資金があるなら、「ギャンブル」として
 資金投入してもいいかも………
 
 「タックスヘイブン」自体は違法ではありませんが、
それを実際に利用出来る者が限られていることに、
多くの人は不公平感を抱くのでしょう。
 
 * 風に乗り風を抱えた天の鷹
              2021.11.01.moai291