どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 沈没船引上げ」

  「何これ? 」南無阿弥陀仏
 
 「となふれば
  ほとけもわれも なかりけり
  なむあみだぶつの こゑばかりして」 (一遍)
 
 「南無阿弥陀仏」と唱えれば
  意識せずとも己も仏の姿になっている。
 
閑話休題:沈没船の引き上げ、
      「観光船の引き上げに関する諸問題」
 
 「海上運送法」では、乗客が死亡した場合は
一人当たり3000万円の保険に入る通達がなされているが、
今回の場合は入っているのでしょうか?
 
 また、この法律では船の引き上げに関する規定は無い。
 
 船の引き上げの費用は、船主の負担や保険金で
支払うしかない。 出来るのだろうか?
 
 過去の例でも、多額の費用がかかることや、
法的義務が無い等として、引き上げを拒否した船主もいた。
 
 海上保安庁が沈没船の撤去を命じる法的根拠は、
「油による汚染の恐れがある場合(海洋汚染防止法)」や
「港近辺の交通が妨げられる場合(港則法)」などです。
 
 今回の場合は、これらの法律の適用は困難。
 
 今後のためにも、沈没の原因を究明するためには
沈没船の引き上げは最重要課題です。
 
 しかし多額の費用がかかる事や
強制的に船主に引き上げを命ずる法的根拠が薄い
ことから、難航が予想されます。
 
 船主個人や、保険金での引き上げが困難な場合は、
行政が行う方向も考えられますが、それには確固たる法的根拠が
必要になってきます。
 
 今回の場合は、「海洋汚染防止法」や
港則法」では対応不可能と思慮されます。
 
 やむを得ないので、今回の場合は
不法投棄物と屁理屈をつけて、対応するしかないように
思われますが…………
 
 海底に「不法投棄物(船舶)」があると言うコジツケ……
その廃棄物(船舶)を所有者(船主)に撤去させる………
 
 沈没の原因は如何だったのかの検証をするためにも、
沈没船の引き上げは不可欠です。
(今後の事故を防ぐためにも………)
 
 船体を海底から引き揚げられないと、船体を検証できず、
事故の原因を特定することが難しくなるので、
船主の刑事責任を問うのも困難になる………
 
 この事故の3日前(4月20日)に実施された日本小型船舶検査機構の
船舶検査の際、船主が故障した衛星電話の代わりに、陸上との通信設備
として携帯電話を申請し、機構側がこれを認めていた。
 
 現場海域では、携帯電話の電波が届かないエリアもあると言うのに………
 
 結局、事業者(船主)の倒産で逃げ切られてしまいそう………
せめて、沈没の原因位は、解明したいものですが………
 
 「クラウドファンディング」で資金集めでもしますか……
でも、その費用(金額)は、億単位であると言う………
 
 何か出来ないのかな?
のうのうと生きている「我」がイヤになる…………
 
 ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(3/15:ブログ
  我が家の節電等:(節電できないのは他人のせい?………)
 
 * 花烏賊やウトロに還えることの無し
          2022.05.01/moai291
観光船「KAZU 1」(知床遊覧船のホームページから)