どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 内閣支持率」

 「何これ? 」:良心
 
 「自己こそ実に自己の証人であり、
  自己は自己の帰趨である。
  諸々の人間にとっての最高の証人である
  己の自己を軽視することなかれ。」
        (『マヌ法典』)
 
  己の良心こそが、真の証人である。
 
 
 岸田内閣の支持率は、現在約59%、
何もしない内閣が異常とも思われる高支持率です。
 
 何もしないからイイのかもしれません……
言い換えれば、余計な事は一切しない………
 
 内閣支持率は、一般的には内閣発足直後には高い数字が出て、
その後は徐々に下降する傾向にあります。
 
 途中で大きな功績があれば上昇し、失敗があれば下落します。
功績も失敗も無いのに、高支持率の不思議………
 
 政党支持率でも「自民党」がトップで51%。
まともな野党は一体何処へ行っちまったのでしょうか?
 まともな「野党」が無いことが最大に要因でしょうか?
 
 国内政治における支持率に関して、政界関係者が多く
信じている法則があります。
 
 「参院のドン」と呼ばれた青木幹夫氏が唱えた
 ” 青木の法則 ”です。
 
 これは「内閣の支持率と政権与党の支持率の和が50を切ると
その政権は危ない」というものです。
 *支持率と言うものは、その集計方法によっても変化しますので、
  その辺の考慮も必要かと………
 
 直近の世論調査に基づけば、
内閣支持率:59(%)+自民党支持率:51(%)=110となります。
青木の法則に則れば、岸田内閣は「安定政権」です。
 
失点が少ない岸田首相
 日本人は欧米の人に比べて、「皆がマアマア納得できる線で
まとめていきましょう」と言う国民性がある様です。
 
 「徹底的にやらなくていい」、「ほどほどでいい」、
「多くの人の意見を聞いて、ちょうどいい塩梅の落としどころを
見つけて欲しい」、そんな考えを持っているのが、日本人の性癖
なのでしょうか?
 
 そして「官邸・官僚」がかなりしっかりしている。
各省のエース級が起用されています。
 
 ある議員は「岸田さんがすごいのは戦意喪失促進力だ、
問題点を指摘されても、”わかりました、検討します”と
言ってさっさとひっこめてしまう」と言っています。
(まさしく”検討氏”)
 
 今のところ目立ったスキャンダルもない……
野党に攻撃の糸口を与えていない……
野党がダラシナ~イ………
 
 ほとんど何もしていな~い「聞く力」だけでは、
今後、中長期的には本当に大丈夫なのでしょうか?
 
 今まで当たり前のように存在していた日本の文化とか産業体制、
地域の自然環境や資源などが、このままでは失われてしまう
危険性がかなりあると思われますが………
 
 これらを守ると言う「改革・変革」も政権として積極的に
取り組まなければならない喫緊の課題と思うのですが………
 
 政治の「ハネムーン期間」はとっくに過ぎています。
モウ、「沈思黙考」は許されない時期です。……
 課題山積ですが………………
 
 ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(3/15:ブログ
  我が家の節電等:(何もしない節電って、それアリなの?…なんじゃそれ……)
 
 * 最終列車はあいの風とゆけり
         2022.06.14/moai291