どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 石ころ」

 「何これ? 」仏道
 
 「荒野で土を積み上げ仏の祠を作ったり、
  戯れに砂を集めて仏塔をつくったりしても、
  みな仏道を成就する。」 (『法華経』)
 
  常日頃から例え小さなことでも仏への感謝の気持ちを
  現わし続ければ、きっとさとりを得ることが出来ると言う。
 
閑話休題:石ころ
 
 チョツト前のプロ野球での話、
4月24日・オリックス=ロッテ戦で、白井球審(審判)が
自信をもってボールと判定したことに、不満げな態度を見せた
佐々木投手に白井球審が詰め寄るなどしたイザコザ。
 
 白井球審(審判)は、あまりにも感情をむき出しにし過ぎ。
 
 佐々木朗希投手に、違反行為があったと判断したのなら
即、退場処分にでもすればいいだけの話。
 
 その後、記者等から退場処分の理由を聞かれたら、
淡々とその理由を説明すればいいだけの話。
 
 しかし白井審判は試合後の記者団からの質問には
一切答えていません。
 これは審判としてはダメでしょう。
 
 佐々木投手の行動等に規約上の違犯があったのなら、
ガキみたいに佐々木投手に詰め寄って威嚇するみたいな
ことはすべきでない。
 
 そんな事をせず、淡々と球審(審判)として
自身をもって措置をすればいいだけのこと。
 即、退場でもイイ。
 
 白井審判は「俺がルールだぁ~」との思いが
強すぎるのでしょうね。
 
「俺がルールだぁ~」ではなく、ルールを
間違いがないように運用して、試合を的確に進める
ことが、オレ(審判)の仕事だぁ~ デス。
 
 この様に野球の審判と言うものは、ルールにのっとり
試合がスムースに進行する様にするのが勤めです。
 
 それなのに、ガキみたいに感情をむき出しにして、
選手に対峙する様な事は、審判たる者がすべき行為ではありません。
 
 一番冷静だったのは、松川捕手でしょう。
この選手はスゴイですよね。 超大物です………
 まだ18歳、今後が楽しみです。
 
 今回は、まさに白井球審(審判)の「敵基地攻撃能力」を
目の当たりに見たような………
 
 敵(佐々木投手)が、ニヤッと笑ったので、
反抗の姿勢を見せたと判断して、即「反撃力」と称した
先制攻撃に出た、と言うところでしょうか?
 
 うかつに「ニャッ」と笑う事も出来やしない………
 
 審判はよく「石ころ」にも例えられます。
 
 この例えは、明らかにヒット性の打球が
審判に当ってファールになったとしても、
石ころに当って打球が代わった事と同じと判断して、
打ち直しとか、ヒットであるとかの判定の変更はありません。
 何しろ、審判は只の「石ころ」なのですから………
(審判は、ルールを正しく運用する「石ころ」なのです。)
 
 ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(3/15:ブログ
  我が家の節電等:(審判もヒートアップせずに節電を?………)
 
 * 石ころに躓き転ぶ野がけかな
         2022.05.06/moai291

「これ何? 濡れ手に粟作戦?」

「何これ? 」:理法
 
 「児の説いた事でも、道理のある事なら、
  採用せねばならぬ。
  もしもそうでないなら、たとえ梵天
  説いた事でも、藁のように捨てねばならない。」
        (『ヨーガブァーシタ』)
 
  永遠の理法としての「理」があるなら、
  誰が述べようとも守るべきであると教える。
 
    「立憲民主党」と「国民民主党」、
    どちらも党名略称は、「民主党」。
 
 衆院選比例代表の党名略称で、立憲民主党
国民民主党が、どちらも略称を「民主党」にするとの事。
 
 こんな事の調整も出来ない「党」どうしでは
政策的にも、ろくなことは出来ないでしょう。
 
 この際「社会民主党社民党)」も
背に腹は代えられない状況なので
政党略称名を”民主党”として届けたら如何でしょうか?
 
 「社民党」には、政党要件維持に必要な得票率2%を
獲得するには、比例代表で120万票以上を取らないと
政党要件を満たせない厳しい現状があります。
 
 党名略称を「民主党」とする事で、少しは票の
上乗せが出来るかもしれない………
 
 その事より、この内容が報道される事により、
社会民主党社民党)」って「まだあったんだぁ」と
国民に周知できるメリットがある
 
 例え今までの”社主党”と言う政党略称名をなくしても、
社民党」と書かれた票から推察される政党は、
社会民主党しかないので、今まで通り社会民主党の得票と
して確実にカウントされることは間違いない。
 
 そして政党略称名を社民党から”民主党”に変更しておけば
民主党」と投票された票の一部も、社会民主党にも比例配分で
機械的に確実に入る事になる。(これを、濡れ手に粟作戦と言う。)
 
 昨年の衆院選比例代表では、投票先が立憲民主党か国民民主党
分からない「民主党」とだけ記載された票は約362万票。
 
 略称を「民主党」とした両党(立憲・国民)の有効票の割合に応じ、
立憲に約295万票、国民に約66万票が割り振られたそうです。
 
 この票の割り振りに、今回社会民主党社民党)も
政党略称名を”民主党”とする事で、参戦することが
出来そうです………「濡れ手に粟作戦」……
 
 そもそも、総務相が同一の略称名「民主党」を
複数の政党に認めるから、このような事態になる。
 
 第一義的には政党同士の話し合いですが、
それが不調に終わった際には、総務相は両党に「民主党」以外の
略称名を申請させるべきです。他党も含めて。
 
 それでも両党が理解を示さないのなら、
混乱を防ぐため、総務相は、今回の選挙の投票については
民主党」と書かれた票は全て無効票扱いにする等の措置を、
国民に大々的に公表すべきではないのでしょうか?
 
 そういえば、自民党自由民主党)も
党名略称を「民主党」とする事が可能な党。
そして、こちらも「濡れ手に粟作戦」が可能………
 
 自由民主党に投票する有権者は、自民党の略称名が
たとえ「民主党」となっていても、”民主党”などと
書く自民党支持者など絶対にいない
 
 と言う事は、自民党が略称名を「民主党」とすることで、
どちらかの民主党(立憲or国民)に入れたのか判別できない
民主党」と表記された票も、最終的な政党の得票率に
よって案分されるので、自民党にもかなりの数が入って
くることになる。
 
 政党支持の投票は「自民党」が最も多いと推測されるので、
行先の分からない民主党」と記載された票も、その大多数が
自民党への配分となってしまう
 
 これは自民党にとっては、オイシイゾ………
  (これも正に、濡れ手に粟作戦デス。)
 
*前回選挙における政党の略称と、総務相が示した有効な例
 ・立憲民主党=略称:民主党⇒(有効例:立、立憲、立民)
 ・国民民主党=略称:民主党⇒(有効例:国、国民)
 ・社会民主党=略称:社民党⇒(有効例:社、社民)
 ・自由民主党=略称:自民党⇒(有効例:自、自民)
 
 自由民主党社会民主党も、政党略称名を「民主党」と
するメリットは大きいと思う……(して欲しくは無いが……)
 
 逆に言えば、「立憲民主党」と「国民民主党」が
割りを食うだけ……
 
 面子だけを大切にして、有権者のことなど、
何も考えていない両党の体質が良くわかりますよね……
 これではネェ~  これではネェ~
 
※思いは人それぞれです。 これは当然ながら「個人的見解」と言う事で……
 記載内容に、誤解があったなら、お詫びいたします?(念のため…)
 
 ●ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(3/15:ブログ)
  我が家の節電等:(濡れ手に粟の節電って無いのかな?………)
 
 * 午後三時小鳥も鳴かず草青む
        2022.05.05/moai291

「これ何? 憲法記念日に思う事」

 「何これ? 」:言葉
 
 「言葉のいらぬ世界が仏の世界、
  言葉の必要なのが人限界、
  言葉の通じないのが地獄。」 (曽我量深)
 
  行い正しければ言葉はいらない。
  人は言葉を発するが、誤解も多い。
 
閑話休題:「憲法記念日に寄せて」
 
 2022年5月3日(火)は、法律で定めた祝日、憲法記念日
1947年に日本国憲法が施行されたのを記念して、
1948年に国民の祝日として制定された。
 
 内容は、憲法の精神や司法の機能を国民に理解してもらうことや
国民主権、平和主義、基本的人権の尊重など、日本国憲法の意義を
再確認することを目的としている。
 
 今回の「ウクライナ、ロシア戦争」の勃発を契機に、
憲法改訂を主張する政党や政治家がいる。
 
 戦争が、いとも簡単に出来る「普通の国」にしょうと………
 (第9条の改訂等)
 
 それなら「ウクライナ、ロシア戦争」が終結して
世界情勢が再度変わったら、また憲法を改訂するの?
 
 そんな事なら、世界情勢を見ながら毎年「憲法を改訂」すれば
イイのかい?  馬鹿な事を………
 憲法と法律を同一線上にしか見ていない……
 
 国の理念は、「チョコ、チョコ」変えるものなどでは
無と思う(国の理念が簡単に代わるはずもない。)
国の理念」とは、政府の理念ではなく「国民の理念です。
 
 「緊急事態条項」についても、こんなものは
必要なら、「法律」を作ればいいだけの話。
 憲法に新しい条項として盛り込む見り込む必要など皆無。
 
 憲法とは、国家の礎となるグランドデザインと言うべき
基本的な規範です。
 
「国家がどうあるべきか」や「国民の権利や義務は何か」などを
定めているもの。
 
 それを改定して、国家のグランドデザインとして
「何時でも戦争が出来る国」へと変更したい訳?
 
憲法」は、国民が権力の暴走を防ぐためのもの
一般の「法律」は、社会秩序を守るために、国家が国民を
縛るもの。
 
 憲法は、11章103条からなり、主に「人権規定」、「統治規定」、
憲法保障」の三つで構成されている。
 
 国家権力を制限し、人権を尊重することを最も重要な価値観として
各章が定められている
 
 何はともあれ、権力の都合にによって戦争をする様な国には
して欲しくない。
 
 誰しも、孫・子に「銃」など持たせたくは無いはず………
これこそが「日本国民の理念」でしょう………
 
 本来、憲法を擁護しなければならない国会議員たちが
憲法改正の口火を切るとは………
 何とも言葉が出ない……情けない……
 
憲法第99条 【憲法尊重擁護の義務】
 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、
 この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ
 
※思いは人それぞれです。 これは当然ながら「個人的見解」と言う事で………
 記載内容に、誤解があったなら、お詫びいたします?(念のため…)
 
 ●ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(3/15:ブログ
  我が家の節電等:(電力自由化失敗で節電も失敗?………)
 
 * 鳥帰る高き空へと急上昇
      2022.05.04/moai291

「これ何? 何のための自粛?」

 「何これ? 」:謙虚
 
 「悪事を己に向かえ、好事を他に与え、
  己を忘れて他を利するは、慈悲の極みなり。」
             (最澄
 
  率先して他者が敬遠するようなことを行う、
  これこそが、慈しみの極みと教える。
 
閑話休題:自粛
    法的な強制力もない「お願い」のはずなのに……
 
 コロナ禍。
「未知の伝染病に対処しなければならない!」との
大義名分を批判する者はいない。
 
 日本国民はよく協力している、従順に………
マトモな補償もなく、そもそも法的な強制力もない
ただの「お願い」、「要請」にしか過ぎないのに……
 
 無言の同調圧力を恐れてのことか?
 
 大義名分のもとには、国民は飼いならされた犬の様に
言いなりになるしかないのか?
 
 コロナ禍も3年目。
いったい、何の為に何時までこの自粛を続けるつもりなのか?
 
 「マスク」も「ワクチン」も、何の法的強制力もない……
「お願い」、「要請」にすぎないのに……
 
 一体何の為にやっているのだろうか?
 
 新型コロナ撲滅のため?
それなら、この3年間の国民の自粛協力で撲滅できたはずでは?
でも撲滅できていない……
 
 何故なのでしょうか?
 
 素人の考え方ですが、この感染症の収束は、
国民の集団免疫の獲得しか無い様に思われますが、
如何でしょうか?
 
 過去の「スペイン風邪」の様に………
 
 この際、無理な自粛は止めても良い時期に入っている
様に思われますが(方向に転換すべきでは)………
(あくまでも、個人的見解)
 
 政府の方針は、何時まで経っても従来の「お願い」を
繰り返すだけ……そして今後も?
 
 国民もそれに従順に従う……
このことが国民が、政府を甘やかしている事にもなるので、
いつまでたっても愚かな自粛は終わらない……
愚かな政策も変わらない、終わらない……
 
 日本人はかくも従順なものなのですかねぇ~
時には大声で意見を述べることも重要なのに………
 
 これは「野党」にも言えること。
何故か自民党(与党)にすり寄る野党が目立つ……
「維新」、「国民」……… etc
 
 野党も、与党の言いなりになってしまう。
 
 今の日本で、自民党にすり寄ろうとする野党の姿勢は
一体何なんだろうか?
(結局、権力が欲しいだけの事としか思えないが……)
 
野党」には、政治(権力)を監視する役目もあるはず。
民主政治の基本です。
 
 他者から批判すら受けない様な政権(権力)は、
絶対に腐敗すると思う…(モウしているかぁ~?)……
 
 なんだか将来が不安に思えてきた………
 (今さら、何言ってんのよ………)
 
※思いは人それぞれです。 これは当然ながら「個人的見解」と言う事で………
 記載内容に、誤解があったなら、お詫びいたします?(念のため…)
 
 ●ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(3/15:ブログ)
  我が家の節電等:(節電も、寄らば大樹の陰?………)
 
 * 診療所八十八夜の雨の降る
       2022.05.03/moai291

「これ何? 本当にそうなの?」

 「何これ? 」:光陰
 
 「少壮努力せずんば、老大いたずらに
  年老いてから、傷悲せん。」
        (漢:詠み人知らず)
 
   老いてから後悔しても遅い
   光陰矢の如し。
 
閑話休題:高齢者運転免許返納?
    「70代で運転免許を返納する不合理とは?」
 
 70代になったからと言って、何事に対しても「引退」
など考えてはいけないと思う。
「引退」には、生活環境そのものの変化が伴うもの。
それは、逆にストレスにもなり得ます。
 
 運転免許の返納は、高齢者にとっては、生活環境がガラッと
変わり、大きなリスクになります。
 
 環境の変化が、これまでの元気な生活を支えていたルーティンを
破壊し、日々の活動レベルを低下させることが往々にして起こります。
 
 この活動レベルの低下が、これまで機能していた運動能力や
脳の働きを萎縮させてしまいます。
 
 自動車の運転においても、引退などしない方が良いと思う。
最近は、高齢者の運転に対して、危険であるかのような風潮が
広がり、運転免許の自主返納などの動きも出ています。
 
 本当にそうなのでしょうか?
 
 高齢になっても運転を止めないことの方が、
元気な高齢者でいるために大切なことだと思うのですが………
 
 交通の便が良い都会に住んでいる人なら、自動車の運転を
止めたとしても、他の移動手段は豊富にあります。
 
 一方、地方にいて、外出の際には常に車を運転していたような人が
運転免許を返納してしまうと、ほとんど外出しなくなります。
 
 2~3年で要介護状態になったり、認知症のような状態に陥ったり
する可能性が増大する懸念があります。
 
 運転免許を返納し、家に籠り、誰とも会わず過ごすような
生活になってしまうと、運動機能も脳機能も衰えます。
活動しようという積極性や意欲の面でも萎えてしまいます。
 
 高齢者の交通事故については、
認知機能のおちている高齢者が運転操作を誤り、
重大事故を多発させていると思っている人が多くいます。
 
 本当に、そうなのでしょうか?
 
 令和元年の交通事故の発生件数は、警視庁の発表によれば、
3万467件で、そのうち65歳以上の高齢者が第一当事者の交通事故は
5524件。事故全体の割合を見ると、全体の18.1%です。
 
 高齢者の事故率が高いと言う世間の認識は、
メディアで高齢者の運転による事故が多く報道された
事によるものでしょう。
 
 車の運転が出来るような人であれば、軽度の認知症でも、
ブレーキとアクセルの区別がつかなくなるということは
ほぼあり得ないと思われます。
 
 かなり進んだ認知症の人だと、車の運転そのものが
まず出来ないでしょう。
 
 つまり、踏み間違えたのは、高齢者がペダルの区別が
つかない程の認知症などではなく、うっかりしていたり、
慌てたからなのです。
このような事故はすべての年代で起こっている内容です。
 
 ペダルの踏み間違え以外にも、高齢ドライバーの起こす事故には、
まれに逆走や暴走といった、明らかに不自然なものもあります。
 
 これらは、高齢による運転技能の低下によって引き起こされた
ものと言うより、ほとんどが、薬による意識障害が原因ではないかと
言われています。
 
 高齢者は、複数の薬を常用している人が多くいます。
高齢者は代謝も落ちているので、薬の副作用が出やすいことも、
一つの要因でしょう。
 
 薬によっては、低血糖や低血圧、低ナトリウム血症などで、
意識障害が起こり易い状態になってしまいます。
 
 暴走事故を起こした高齢ドライバーが、当時の状況を
よく覚えていない」などと言うことがありますが、
これは明らかに意識障害を疑っていい言動でしょう。
 
 今後は、特に多くの薬を飲んでいる高齢者は、意識障害
起こすリスクがあることを念頭に、運転を続けるか否かを
自身で慎重に判断すべきでしょう。
 
 運転を止めるか否かの判断は、個々人の状況によって
違うものであり、一律に何歳以上はダメなどと決めつける
ることは不合理と思慮されます。
 
 筑波大学などの研究チームが2019年に公表した調査結果でも
運転をやめてから、移動に電車やバス、自転車を利用していた人の
その後の要介護リスクは、運転を続けた人比べて1.69倍の要介護リスクに
なっていたとの結果が出ているそうです。
愛知県の65歳以上の男女2800人を追跡調査
 
 ある一定年齢になったことを理由にしての「運転免許返納」は、
不合理と考えられますが………
 
 運転からの引退は、老化を加速させる結果をも、
もたらしてしまう事になるのでは…………
       「by. 地方(痴呆)高齢爺々運転者」
 
 ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(3/15:ブログ
  我が家の節電等:(呆けないうちに節電を?………)
 
 * 針供養何処に刺そうか迷う吾子
        2022.05.02/moai291

「これ何? 沈没船引上げ」

  「何これ? 」南無阿弥陀仏
 
 「となふれば
  ほとけもわれも なかりけり
  なむあみだぶつの こゑばかりして」 (一遍)
 
 「南無阿弥陀仏」と唱えれば
  意識せずとも己も仏の姿になっている。
 
閑話休題:沈没船の引き上げ、
      「観光船の引き上げに関する諸問題」
 
 「海上運送法」では、乗客が死亡した場合は
一人当たり3000万円の保険に入る通達がなされているが、
今回の場合は入っているのでしょうか?
 
 また、この法律では船の引き上げに関する規定は無い。
 
 船の引き上げの費用は、船主の負担や保険金で
支払うしかない。 出来るのだろうか?
 
 過去の例でも、多額の費用がかかることや、
法的義務が無い等として、引き上げを拒否した船主もいた。
 
 海上保安庁が沈没船の撤去を命じる法的根拠は、
「油による汚染の恐れがある場合(海洋汚染防止法)」や
「港近辺の交通が妨げられる場合(港則法)」などです。
 
 今回の場合は、これらの法律の適用は困難。
 
 今後のためにも、沈没の原因を究明するためには
沈没船の引き上げは最重要課題です。
 
 しかし多額の費用がかかる事や
強制的に船主に引き上げを命ずる法的根拠が薄い
ことから、難航が予想されます。
 
 船主個人や、保険金での引き上げが困難な場合は、
行政が行う方向も考えられますが、それには確固たる法的根拠が
必要になってきます。
 
 今回の場合は、「海洋汚染防止法」や
港則法」では対応不可能と思慮されます。
 
 やむを得ないので、今回の場合は
不法投棄物と屁理屈をつけて、対応するしかないように
思われますが…………
 
 海底に「不法投棄物(船舶)」があると言うコジツケ……
その廃棄物(船舶)を所有者(船主)に撤去させる………
 
 沈没の原因は如何だったのかの検証をするためにも、
沈没船の引き上げは不可欠です。
(今後の事故を防ぐためにも………)
 
 船体を海底から引き揚げられないと、船体を検証できず、
事故の原因を特定することが難しくなるので、
船主の刑事責任を問うのも困難になる………
 
 この事故の3日前(4月20日)に実施された日本小型船舶検査機構の
船舶検査の際、船主が故障した衛星電話の代わりに、陸上との通信設備
として携帯電話を申請し、機構側がこれを認めていた。
 
 現場海域では、携帯電話の電波が届かないエリアもあると言うのに………
 
 結局、事業者(船主)の倒産で逃げ切られてしまいそう………
せめて、沈没の原因位は、解明したいものですが………
 
 「クラウドファンディング」で資金集めでもしますか……
でも、その費用(金額)は、億単位であると言う………
 
 何か出来ないのかな?
のうのうと生きている「我」がイヤになる…………
 
 ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(3/15:ブログ
  我が家の節電等:(節電できないのは他人のせい?………)
 
 * 花烏賊やウトロに還えることの無し
          2022.05.01/moai291
観光船「KAZU 1」(知床遊覧船のホームページから)

「これ何? 翼賛体制」

 「何これ? 」:正誤
 
 「正しいことでさえ執着すべきではなく、捨てるべきである。
  まして正しくないことは、なおさら捨てなくてはならない。」
                (『金剛経』)
 
  何事も、正しいこととの固定観念を捨てれば、
  より正しいものが見えてくる。
 
閑話休題:翼賛体制(大政翼賛会)?
    2022年3月23日、ゼレンスキー大統領の国会演説。
 
 岸田首相は「祖国と国民を守り抜いていこうとする姿に
感銘を受けた」と述べ、
 共産党の志位委員長も「祖国の独立を守り抜くという
強い決意が伝わってきた」と言及。
 
 「右」も「左」も「祖国を守る戦争の正しさ?」として、
一緒になって絶賛していた。
 
 国を守る戦争の正しさ?
戦争を回避する正しさは何処へ消えたのか
 
 如何なる時も戦争を、「正しい」などと肯定しては
ならないはずなのに………
 
 「右」も「左」もご意見一致なのですか?
日本の政治や世論の翼賛化が急速に進む不安………
 
 これもロシアのプーチンのおかげなのですかねぇ~
まさに戦前の状況を再現しているみたいで、コワイ……
 
 「国際紛争を解決する手段としての戦争の放棄」をうたった
日本国憲法を、日本の政治家は守らねばならない。
 
 この日本の政治リーダーたちが、”祖国を守るのは
正しい戦争だ” との屁理屈をつけての、攻撃的な「戦争」を
讃える様な発言など聞きたくもない。
 
 だから、日本国憲法を「改悪」したいのか?………
 (いつでも戦争の出来る普通の国を目指したいのか?)
 
 「専守防衛」は何処へ消えたのか?
 
 政界では、立憲民主党が“政権批判”党から“提案型”政党への
脱皮に言及し、国民民主党は、2022年度の政府当初予算案に
賛成した。
 
 ここまでくると「翼賛政治」にブレーキは効かない………
権力を批判できる政党は何処へ行ったのか?
 
 権力による言論弾圧がなくても、「翼賛政治」は、同調圧力という
見えない空気で、自由な言論空間を封じ込める懸念がある。
 
 この日本でも「翼賛政治が完成」しつつある………
歯止めが利かない…………
 
 正しい戦争って、そんなもの一体何処にあるのよ~………
 (やもうえない「戦争」はあり得る現状だが………)
 
※思いは人それぞれです。 これは当然ながら「個人的見解」と言う事で………
 記載内容に、誤解があったなら、お詫びいたします?(念のため…)
 
 ●ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(3/15:ブログ
  我が家の節電等:(みんなでやれば怖くない?………)
 
 * 中也生く 汚れちまった悲しみと
          2022.04.30/moai291