どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? アベノマスク廃棄」

 「何これ? 」:河
 
 「深い淵の河水と浅瀬の河水とについて知れ。
  川底の浅い小川の水は音を立てて流れるが、
  大河の水は音を立てないで静かに流れる。」
              (釈迦)
 
  賢者と愚者の違いは、愚者は浅瀬の水のように
  たわごとをゴチャゴチャと宣い、内容がない。
 
閑話休題:「アベノマスク」廃棄
 
 不良品があるのなら、その部分は原則返品でしょう。
(在庫の約15パーセントが不良品)
 
 政府が去年、新型コロナウイルス対策として全国の世帯に
配布した布マスク、いわゆる“アベノマスク”について、
希望者に配布し有効活用を図った上で、年度内をメドに
在庫を廃棄する方針を、岸田首相が表明した。(12/22)
 
 これはこれでイイと思う。
(岸田首相の”鈍感力”がなせる業。)
 
 しかし、在庫のおよそ15パーセントが不良品だという。
この不良品は事業者(製造者)に返品すべきでしょう。
そして返品商品の金額を返金させるべきでしょう。
 
 配送料も不良品を出した会社が負担すべきでは?
ついでに、保管料の請求もすべきかも?
 
 全部を廃棄すれば、国民の理解が得られると
安易に考えないで欲しいと思う。
 
 不良品は返品して、料金は返してもらうのが
筋でしょう。
 
 現在“アベノマスク”は都内の大手物流会社の倉庫に
約8000万枚以上の在庫がある様です。
 
 ”アベノマスク”の調達コストは、当時1枚およそ
140円なので、その金額は約112億円。
 
 会計検査院の調査では、今年の3月時点で8272万枚の
在庫があり、その保管費用は、約6億円とのこと。
 
 “アベノマスク” と言う” クリスマスプレゼント”は
不発に終わったようです。
 
 本人としては、いいプレゼントをした積り
だったのでしょうが、内容とタイミングが
的外れだったのでしょう。
 
 一陽来復 山々の影復活す
       2021.12.24/moai291