どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 賃上げ大号令…」

 「何これ? 」:平等
 
 「初めに、他人との平等性を観察すべきである。
  全ての人は自分と同様に苦楽を持っている。
  であるから、彼らは、自分と同様に保護
  されなければならない。」 (『入菩提行論』)
 
   相手の考え方をも受け入れて、
   偏見や差別を持たないような
   度量が必要。
 
【今日の思込】:「賃上げ大号令」
 
 企業の中で、賃上げの機運が高まっている
との見方もあるが…………
 
 賃上げできるのは、内部留保が増大している
勝ち組大企業だけなのではないのでしょうか?
 
『厳しい現実』
 ・約40年ぶりのインフレ、
 ・人手不足の深刻化、
 ・従業員の生活が厳しい。
 ・人材を確保することが難しい、 etc.
 
1,大企業の方向性
  ①物価上昇ペースに見合った程度の賃上げを行える企業。
  ②雇用や賃金体系を根本から見直す企業。
   優秀な人材を積極的に確保しようとする企業。
 
2,中小企業の方向性
  全体的に、収益状況が厳しく、なかなか賃金を
  上げられない企業(継続的な賃上げは困難)。
  コストプッシュ圧力が高まり、その状況下では、
  価格転嫁すら困難な企業。
 
 今後は、賃金を積極的に上げることのできる企業と
その実施が困難な企業の二極化になる展開が予測されています。
 
 最大の問題点は、中小企業を取り巻く事業環境が
不安定化(悪化)している点。
 全体として中小企業の倒産件数は増加しています。
 
 政府は、中小企業に対し、
しっかりとしたセーフティーネットを設ける必要が
あるのですが…………
 
 セーフティーネット等の代表的なものとしては、
「中小企業への補助金」や「失業給付」などもある。
 
 これらの対策がしっかりなされていないのに、
ただ単に”賃上げ・賃上げ”の連呼だけでは、
どうにもならない………
 
『格差固定化の懸念』
 資本主義の経済では、基本的に、市場メカニズム
 通して成長期待の高い産業や企業にヒト、モノ、カネが
 再配分される流れがある。
 
 競争原理が働くことによって、企業の成長ペースや
個人の所得状況に差が生じることは避けられない。
 
 賃上げ対策も悪くはないが、生活者への経済的対策は、
やはり「消費税の撤廃(減率)」が特効薬でしょう。
 
 下手な個別の対策を打つより、
この方が遥かに効果的と思われる。
 
 岸田首相は、「賃上げ大号令」をかけてはいるが、
大企業の方向しか、目が向いていない様です。
 
 わが国の中小企業を取り巻く事業環境は
不安定化が加速している。
 
 中小企業の足腰を強くする対策こそが
今重要な方向性だと思われるのですが………
 
 * 春寒し海を見ていた震災日
         2022.03.13./moai291
 
 ウクライナへの間接的支援の為と、自身の為に「節電」しましょう。
  我が家の節電等:(企業格差、節電も?…なんやそれ……)
 
 ※思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で……
  記載内容に”誤解を招くような表現”があったのならならお詫びいたします。
   *今年の消極的目標:本文字数400字未満(今回目標達成!?)