どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 新害社設立…」

   「何これ? 」:執着
 
 「われわれ人間存在の根底には
  欲望、貪欲が潜在する。
  それに基づいて執着が起こる。
  そのため諸々の危難が起こる。
  それに苦しみがつき従う。」
        (中村元
 
   欲望は、悪い方向に向くと
   様々な危難を生み苦しみへと
   向かうことになる。
 
 【今日の思込】:訳わからん、新社設立…
 
 「弊社の社名変更と新会社設立及び補償状況について」
  と題した「ジャニーズ事務所」の広報について。
 
 《広報アナウンス1》
 1,「社名変更」
 
  本年10月17日付けで、「ジャニーズ事務所」の名称を
  株式会社「SMILE-UP.」社に変更するとの発表。
 
  「SMILE-UP.社」は、被害者の方々との対話、被害の
  補償等に特化して活動を行い、これらの役割を
  終えましたら廃業いたします(事務所広報文)、
  と述べている。
 
 『今日のイチャモン1』
   この説明文では、「ジャニーズ事務所」の名称を
  ただ単位「SMILE-UP.社」に変えると言う説明である。
 
  しかし、このやり方は、「ジャニーズ事務所」の
 ただ単なる名称の変更ではない。
 
  新たにできる「SMILE-UP.社」が今までの
 ジャニーズ事務所」の様なエージェント事業等をも
 行なうのなら、名称だけの変更と言える
 
  しかし、実態は、エージェント事業は行わず
 被害補償の対応のみに特化した組織(会社)である。
 
  こうなると、単なる社名の変更などとは言えず、
 被害の補償等に特化した活動のみを行う組織と言う扱いは、
 今までの「ジャニーズ事務所」の事業定款とは相容れない
 ものなので、別会社と考えるのが妥当である。
 
  それなのに何故「会社名称の変更」だと
 何故大嘘を付かなければならないのでしょうか?
 
 「廃業」と言う文言も巧みに文書の中に用いて、
 如何にも将来「ジャニーズ事務所」を
 終焉させると思い込ませる印象操作
 かなり質(タチ)が悪い。
 
(1のまとめ)
  この冒頭の名称変更の表明は間違い。
 「SMILE-UP.社」は、ジャニーズ事務所
 名称の変更ではなく「新会社」(別会社)である。
 
《広報アナウンス2》
 2,「新会社の設立」
 
  今後新会社を設立の上、所属タレント及び
 社員については、希望者全員が新会社に移籍し、
 「新会社」がエージェント会社となり、
 弊社(注)は補償に特化することを想定しております。
 (事務所広報文)、とも述べている。
 
 『今日のイチャモン2』
  所属するタレントを集めてエージェントを
 行なう「新会社(社名公募)」と言う事は、
 これこそが今までの「ジャニーズ事務所」そのもの
 
  会社の業務内容的には、今までの「ジャニーズ事務所
 と何ら変わらないので、「新会社」と言うには無理があります。
 確かに名目上は新会社と言う事になりますが、
 実際は「ジャニーズ事務所」と言う呼称を消しただけ
 
  まるで、この「新会社」が補償業務をすると勘違いを
 させるような、言い回しをしている点も気にいらない。
 
  この広報文の中の「弊社(注)」とは、新「SMILE-UP.」社の
 ことであり、今後設立されるジャニーズの事業を事実上引き継ぐ
 「新会社(社名公募)」のことでは無い。
 
  今後設立する「新会社(社名公募)」では、
 被害の補償等の業務は一切行なわないと言う事になります。
 
  実質上、旧ジャニーズ事務所の事業を引き継ぐ
 「新会社(社名公募)」には、藤島家の資本は
 入れない、と言っています。
 
  そうすると新会社の設立資金は如何するのでしょうか?
 「東山」kunn、「井ノ原」Kunnが全額出資するの?
 
  多分、今のジャニーズ事務所の資金を使うのでしょう。
 と言う事は、事実上のジャニーズ事務所です
 
  藤島Sannが持つ資産は、被害の補償等に
 特化した「SMILE-UP社」の方へに入れるべき
 だと思うにですが………
 
  いわゆる「ジャニーズ事務所」が
 所有していた膨大な資産や知的財産、
 利権等は、一体何処へ行くのでしょうか
 
  今のままでは、「新会社(名称公募)」に
 いってしまうのでしょうね。
  本当は被害者対応専門の「SMILE-UP.社」の
 資産としたいところなのですが……
 
 (2のまとめ)
  「新会社の設立」とか、「会社名の変更」とかで、
 目くらましをして、内容を複雑にして生き抜こうと
 している思惑がミエミエ……
 (見えない人も多くいるのが、チョットね!……)
 
【最終結論】
  結論を整理すれば、
 現在の「ジャニーズ事務所」を、
  ①被害者対応専門の「SMILE-UP.社」と
  ②芸能エージェントの「新会社(名称公募)」の
 二つに分割するだけのお話……
 
  そして、いままでのオイシイ所は、
 ②の「新会社(名称公募)」が引き続き行い、
 保証等の問題対応だけは①の「SMILE-UP.社」に
 押し付ける様にして、自分たちの都合のいいように
 今の「ジャニーズ事務所」を解体したまでのことです。
 
  いたって保守的な対応としか見えませんが、
 こんな人達に任せて、本当に「被害者救済」なんて
 出来るのでしょうか?
 
  期待薄としか言いようがありませんが……
 
 * 流星やそんなに早く何故消ゆる
         2023.10.07/moai291
  ウクライナへの間接的支援の為と、自身の為に「節電」しましょう。
   我が家の節電等:(かたちだけの節電?…なんやそれ…)
  ※思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で……
   記載内容に”誤解を招くような表現”があったのならお詫びいたします。