どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? ポイントはソコじゃ~ないヨ…」

 【今日の俳句】:浜木綿(夏)
   ローカル線 駅舎を出れば浜木綿
 
 【今日の思込】:税金は何処へ?
 
   「ふるさと納税制度」のポイント付与を禁止する
        という松本剛明総務相の発言。
 
   松本総務相は、
  自治体がサイトの運営事業者に支払う手数料が
  事業者のポイントの原資にも含まれている
  可能性がある?ので禁止するということらしい。
  (どうやら総務省ではお金に色が付いている様です。
   その色分けを松本大臣は出来るらしい?)
 
   そもそも、総務相が民間企業の活動の
  一環であるポイントの付与を禁止する事が
  出来るなんて、総務相ってエライのですねぇ~
 
   出来るわけないだろうに……
  関与する余地など皆無……
 
   ポイント付与が、正しい競争を阻害する
  というのなら、今後クレジットカードの
  ポイント付与も同じ理由で駄目だという事なの?
   量販店のポイント付与もダメ?
 
   だめなのは、「総務省総務大臣」……
 
   そもそも「ふるさと納税制度」自体が
  何ともおかしな制度なのです。
 
   本来個人が治めるべき税金の一部が
  一個人へ還流されてしまう制度設計。
  (ふるさと納税は住民が支払うべき
   住民税が原資になっている。)
 
   例えば「A」自治体居住の個人「Z」氏が
  「B」自治体に10万円の「ふるさと納税」をする場合。
 
   「A」自治体は10万円の収入
   「B」自治体は、返礼品を2万円と
     設定した場合でも、8万円の収入
 
   結局、本来どちらかの自治体に入る筈の
  税額10万円が8万円に減ることになる。
 
   差額の2万円は、ふるさと納税をした
  「Z」氏個人の利益になってしまう。
 
   本来自治体に本来入るはずの税額10万円が
  8万円に化けてしまう制度設計自体がオカシイ
 
  
   もし、禁止するなら「ポイント」ではなく、
  「返礼品」の方でしょう。
 
   最終的には、こんな矛盾を孕んだ
  「ふるさと納税」制度こそ廃止すべきでしょう。
 
   「菅義偉」君の肝いりで作られた制度なので
  「松本総務相」も何も言えないのでしょうかね?
 
   民間だけには偉そうに強いことを言うのに……
 
 【今日の川柳】:総務
   総務省 案は無くとも口出せり
   強き者 弱きをくじく総務相
   次世代の新たな税は「総務税」
 
 *「何これ?」:躾
    人が近づいてはならぬところの、
    財を散ずる六つの門戸とは
    何であるか。  (釈迦)
 ●思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で…