どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

2020-07-04から1日間の記事一覧

何も持たずに~(慈1)

「裸にて生まれて来たに何不足」(小林一茶) 経済(金)中心の世の中、物にあふれる時代、 財物に執着するこころ、 シンプルにものを考えることを困難にさせている現代、 あらためて考えると、一茶の冒頭の言葉が身に沁みます。 私自身もその当事者です。 …

「恩は石に (慈30) 」

「恩は石に刻み、恨みは水に流す」 (高田好胤) *奈良・法相宗総本山薬師寺の第127代管長 大正13年、大阪市生まれ 金堂、西塔、中門、回廊などの再建を実現 俗人(凡夫)は、「恨み骨髄」との言葉がある様に なかなか水に流すことなど出来ないものです。 …