「これ何?」:善行
「むさぼりと怒りと驕りの心がなく、
道理に従って語る人が善人である。」(釈迦)
人のため、これから生まれてくるもののため、
そして自分のためにもなる事を行う行為が
善行であるとしています。
むさぼり、怒り、驕りの三つの煩悩を
起こさないのが善人であると説いています。
さて、「吾」は善人でありたいと常日頃から
願っている訳ですが、他者から見て、
どうなのでしょうか?
他者の目を気にしている様では、
真の「善人」とは言えないのでしょう。
「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」
(歎異抄3章)
このお言葉が一つの救いです。
* 身に入むや 来し方行く末 吾思う
2020.11.04.moai291