「何これ? 」:不届き至極
「悪い事をしたら、それを繰り返すな。
悪が積み重なるのは苦しみである。
善い事をしたら、それを繰り返せ。
善い事が積み重なると、楽しみである。」
(釈迦)
釈迦は、心を汚すな、人の身になり、力になる事を
つねに忘れてはならないと説いています。
【閑話休題】:不届き至極
江戸時代には、罪人を処罰するとき、罪の軽重によって
使う言葉が決まっていたようです。
いずれの用語も、判決の末尾に書かれ、
罪人に言い渡されたそうです。
・「不束(フツツカ)」=ちょっとした間違い、
・「不埒(フラチ)」=道理に外れていてケシカラン、
・「不届き(フトドキ)」=追放刑以上の重き刑、
・「重々(ジュウジュウ)」=追放刑以上の重罪+α(カサネガサネ)
・「至極(シゴク)」=追放刑以上の重罪で、武士なら切腹、
・「不届き至極」=死罪に処すべき極刑、斬首の刑に値する、
切腹する事すら許されない。
今回の「行政と関連事業者の事案」は、「不束(フツツカ)」で
終わらせるつもりなのでしょうか?
全くもって、「不届き至極」な事と思われますが…………
* お水取り「パンドラの箱」の 残りもの
2021.03.06.moai291