どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 夫婦茶碗 」

  「何これ? 」:道を得る者
 
 「道を得る者は男女の差別なく、いずれも道を得る。
  いずれであれ、道を得た者を敬い、重んずるべきである。
  男女を論じてはならない。」   (道元
 
 女であれ、男であれ、仏法を習得した人は、等しく
尊敬されるべきとしている。
 仏法を習得する事に、男女の差はない。
 
 「夫婦茶碗」は、差別か?
 
 夫婦茶碗は、形や模様が同じで、大小一組になっている茶碗。
通常は、夫が大きい方、妻が小さい方を用いる。
 
 時に女史は、これは「差別じゃあ~ないか?」と言う。
「なぜ、女史用が小さいのだ! オカシイ!」とも言う。
 
 これには、如何に答えるべきか?
 私は、「女史は手は小さい、故に茶碗の大きさも男子用の
ものより、小さくし、女史を気遣っている表れである」と
言い訳している。
 
 しかし、現代においては、女史も「和田アキ子」様のように、
手も体も規格外の方がおられることは承知しています。
 
和田アキ子」様は、大きい方をお使いなのでしょうか?
(もちろん、大きい方でしょうね…理由の如何にかかわらず……)
 
 そもそも、大きい方が「優」、小さい方は「劣」と言う
考え方自体が、根本的に違う様な気がしています。
 
人間が片手で持つ大きさは、直径7.5cm位。
 (ビール大瓶の大きさ位)
 これより大きなものは、通常は持ち手がある。
 (例えば、ビールのジョッキーなどです。)
 
 * 夏座敷 足も痺れる 見合いかな
          2021.06.07.moai291