どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 太陽の季節の人」

  「何これ? 」:苦
 
 「この身はもろもろの苦しみの器である。」
           (『涅槃経』)
 
 身体は、もろく苦しみを生む器であると説く。
 しかしこれが無くなれば、人は逝く。
 
 
 太陽の季節石原慎太郎氏が、逝去されました。
この人の基本的な考え方には、同意出来ない点が多々あった。
 
 でも、何かの際にチラリと見せる「笑顔」は最強で、
本当は「イイ人」なのかな?、と皆に思わせてしまう
そんな素地があった。
 
 まさしく「太陽の季節」の人でした。
 
 真直ぐすぎる性格は、各所で軋轢をも生みだして来た様です。
 (よし悪しは別として…………)
 
 現時、「直球」を投げる人が、本当に必要なのですが、
これに代わる人は、見当たらない………
 
 氏は、次の様なコメントも残しています。
 ・「科学が風評に負けるのは国辱」
 ・「やりたいことをやって人から憎まれて死にたい」
 ・「死んでも死にきれないんです。私は死ぬまで生きますよ
 
 御本人は、「死後は何も無い」との主張をされていた様です。
ご冥福をお祈り申し上げます。
 
 本当に、「死ぬまで生きられた」方です………
 
「わが人生に悔いなし」(作詞:なかにし礼、作曲:加藤登紀子
  ♪  鏡に映る わが顔に
  グラスをあげて 乾杯を
  たったひとつの 星をたよりに
  はるばる遠くへ 来たもんだ
  長かろうと 短かろうと
  わが人生に 悔いはない 
 
 もう一つの世界で、弟 裕次郎氏と
 乾杯でもしている様な、そんな気が………(合掌)…
 
 * 山眠る 小鳥も木々も潜む夜
      2022.02.04/moai291