どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? クアッド(Quad)」

 「何これ? 」:自我
 
 「仏教者は、仏法に実践の他には、
  見解、伝承の学問、戒律、道徳、思想のうちの
  どれによっても清らかになる。悟るとは説かない。
  彼は自我を捨て、禍福の因をつくらない。」 (仏陀
 
  様々な意見、学問、戒律等は、人間の自我が作り上げた
  もので、絶対ではない。
 
閑話休題:クアッド(Quad)
 
 「クアッド」(Quad)とは、
「Quadrilateral Security Dialogue(4カ国安全保障対話)」の略。
 
 2004年のスマトラ島沖大地震津波が発生したことを受け、
協力して人道・災害支援を行ったことがきっかけで始まった。
 
 それがいつの間にか、中華人民共和国(中国)の侵略と強制を
阻止することを目的とする内容に様変わりした。
 
 構成国は、インド太平洋地域の民主主義国である
オーストラリア、インド、日本、米国の4か国。
 
・「中国が海洋進出の動きを強めていることを念頭に~」、
・「覇権主義的な動きを強める中国などを念頭に~」
・「中華人民共和国(中国)の侵略と強制を阻止することを目的として~」
 
 これらの枕詞は、誰が書いているのでしょうか?
宣言文等の中にこのような事が明記されているのでしょうか?
報道関係者(記者)が、勝手に付け加えたものなのでしょうか?
 
 中国外務省の報道官は「クアッド」について、
「クアッドは時代遅れの冷戦思考に満ちており、
軍事的な対抗の色彩が強く、時代の流れに逆行し、
人々の支持を得られない」と言っています。
 
 珍しくまともな発言とも思われます。
しかし問題は、中国がこの言葉とは裏腹な事を
実行し続けて来ている事が問題なのでしょう………
 
 そして中国から見れば、この連携が「軍事的なもの」としか
映っていないことも問題点でしょう。
 
 本当に真面目に「自由で開かれたインド太平洋」の実現を
目指すのなら、中国も含めた体制で議論をすべきでしょう。
 
 どの様な場合でも「外交チャンネル」を完全に
閉ざすべきではない………
 民主主義国家なら、それ位の事は分かる筈なのですが………
 
※思いは人それぞれです。 これは当然ながら「個人的見解」と言う事で………
 記載内容に、誤解があったなら、お詫びいたします?(念のため…)
 
 ●ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(3/15:ブログ
  我が家の節電等:(隣と徒党を組んで節電…?……なんじゃそれ……)
 
 * 残る羽音に浜木綿の花ゆれる
        2022.05.27/moai291