「何これ? 」:慈しみ
「害する心がなくて、生けるものを憐れみ、
生きとし生けるものに慈しみの心が
あれば、彼は何人からも恨まれない。」
(釈迦)
何事にも慈しみの心をもって接すれば
自身の心の安定も得られる。
【今日の思込】:鶏の飼育環境
安い「玉子(卵)」はありがたいのですが、
安い卵の供給の裏には、鶏(採卵鶏)の
劣悪な飼育環境がある様です。
日本の養鶏場は、大多数が「バタリーケージ」
と言う方式で飼育しています。
(飼育とは言えない様な飼い方…)
※鶏卵生産者の「鶏の飼育方法」
①放し飼い
②平飼い(屋内で自由に移動できる環境)
③エイビアリー(縦移動が出来る環境)
④エンリッチドケージ(巣箱と止まり木はある)
⑤バタリーケージ(身動きできないほどの狭い檻)
この「バタリーケージ」方式は、世界的には、
動物福祉上問題ありとして、廃止が進む飼育方法です。
鶏を、狭いケージに詰め込み、身動き
できない状態で管理。
生き物というより、まるで製造機械の
一部のような扱い……
この様な生育環境では、まともな
「玉子(卵)」など採れるはずもない。
あまりにも安く「玉子(卵)」を提供しようと
するから、この様な軋みが生じます。
不健康な鶏からは、不健康な「玉子(卵)」しか
採れないことでしょう………
かつて、庭で放し飼いにして飼育していた
鶏からは、品質の良い「玉子(卵)」が
採れていたはず………
ニワトリ(鶏)は、まさに「庭鶏」でした。
同じ「生き物」なのに見向きもされない「鶏(採卵鶏)」。
「野鳥」や「パンダ」は、あんなに愛されているのに……
養鶏事業者の、コスト削減のための間違った方向性………
多くの消費者はこれに気づいていない………
多少、「玉子(卵)」の値段は上がってでも、
養鶏事業者の方々には、動物福祉に視点を置いた
鶏の飼育環境の構築に努めていただきたいものです。
*動物福祉
動物の活用を認めたうえで、動物が受ける痛みやストレスを
最小限に抑え、その生命を尊重しようという考え方。
動物福祉を実践することで、玉子(卵)の価格は
確実に上昇します。
しかし消費者が ” それでも買う ” と考えて
もらえるよう、長期的な視点をもって対策を
進めていく必要がありそうです。
※鶏卵1パックの値段(10個)
2015年1月:224円(全国平均)
2023年1月:247円(全国平均)
*出典元:総務省統計局 小売物価統計調査(2023年1月)
PS. 桜田淳子「♪私の青い鳥♪」でも聴こうかな…
(ようこそここへクッククック~…)
* 冬萌や畔の土にも小さき穴
2022.02.25./moai291
●ウクライナへの間接的支援の為と、自身の為に「節電」しましょう。
我が家の節電等:(劣悪な節電環境?…なんやそれ……)
※思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で……
記載内容に”誤解を招くような表現”があったのならならお詫びいたします。
*今年の消極的目標:本文字数400字未満(今回目標未達成?)