どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 違う風を聴く…」

   【今日の思込】:「風見鶏」の極意…
 
   昨今の政治家は、何とチマチマした方々が
  多いのでしょうか?
 
   自己保身に精一杯で、本当に「国」のことを
  考えているのか疑問。
 
   自分のお気に入りだけを選んで
  側近として重用する。
 
   他者の意見には、頑なに耳をかさない……
  「岸田」君然り……
 
   その側近でさえ、近頃はフェードアウト気味……
 
   政治家は ” 違う風 ” を聴くべき………
 
   それを実践していた一人に、
  「中曽根康弘」元総理がいた。
 
   中曽根氏は、総理になった時に
  その官房長官に、他派閥の
  「後藤田正治」氏を任命した。
 
   何故、田中派の後藤田氏を官房長官にしたのか?
  との質問に対して、中曽根氏は
  ”いやぁ実は……僕はどちらかと言うとタカ派だが、
  後藤田君は超ハト派だから ” と言ったそうです。
 
   もちろん後藤田氏が、優秀な官僚出身者で
  国際感覚にも優れ、力量があると見越しての
  事でしょうが……
 
   この要請を素直に受けた
  「後藤田」氏もたいした御仁です。
 
   「中曽根」氏は当時、風見鶏と揶揄された時に、
  ” 風も見ないで飛んだら危険極まりない。
  風見鶏だからこそ安全なんだ ”
  ” 世界の大物政治家は全員、風見鶏だ ”と
  と言ったそうです。
 
   昨今の政治家には、この様な幅の広い
  度量を持った方々が見受けられないのですが……
 
   政治家であればこそ
  ” 違う風 ”を聴いて欲しいもの……
 
   それが「聴く力」と言うもの
  なのではないのでしょうか?
 
 *「俳句季語:鶯
   晴天に鶯たちの声くらべ
       2024.04.11/moai291
 
  「何これ?」:慈悲
   慈悲の行いに満ちた観世音は
   私は恐れおののいて哀れな声で呼び叫ぶ。
   罪深き私をすくいたまえ。  (『入菩提行論』)
  ※世界秩序と、自身のためにも「節電」しましょう。
    我が家の節電等:(節電風見鶏?…なんやそれ……)
    ●思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で…