【今日の俳句】:催花雨(春)
うず高き汚染残土に催花雨
【今日の思込】:”国民審査”でお返しを…
2011年の福島第一原発事故に関連し、
業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電の
旧経営陣2人について、無罪確定の最高裁の判断。
(裁判官3人全員一致の結論)
主な論点は、10メートルを超える津波を
旧経営陣が予見出来たか否かと言う点。
東電は08年、国が02年に公表した
地震予測「長期評価」をもとに、「最大15.7メートル」の
津波が来ると試算し、対策の工程表も作成していたのに?。
しかし、今回の最高裁の判断は、
「最大15.7メートル」の試算の前提である
長期評価は信頼度が低く、10メートル超の
津波の「現実的な可能性の認識」があったとは
言えないと指摘?
何をもって「長期評価は信頼度が低い」と
判断したその根拠こそ” 謎 ”……
この裁判の、裁判官たちは、土木工学の
専門家なの?
国の責任などを問う民事裁判の判決では、
長期評価に基づく試算を「合理性がある」と
判断していたのに、今回は「合理性が無い」
ってどういうこと?
今回の見解は3年前の判断とも矛盾している。
権力者寄りの判断しかできない最高裁判所なんて
イラナイ。存在する合理性が全く無い。
こうなったら、国民の対抗策としては
「最高裁判所裁判官国民審査」しかないでしょう。
この最高裁のお馬鹿な判決を覚えておこう……
そして、来たるべき「最高裁判所裁判官国民審査」時に
お返しをすることにしましょう。
今回の判決にかかわった裁判官は3名、
「岡村和美」、「草野耕一」、「尾島明」のお歴々!
その日までこの氏名をお忘れなきように……
この審査で「✕(バツ)」の票を入れ
意思表示をしましょう……
(当然のことなが如何するかは個人の自由…)
大変御立派な判断をしていただき感謝しますと
いう思いを添えて、「✕」を記入しましょう。
(国民に考えさせる機会を与えてくれた事に対して感謝…)
そもそも地震など自然災害はすべてを
正確には予測など出来ないのは当たり前……
しかし、原発事故のような深刻な結果を
招くことが予見される時には、常に最新の
知見に基づき、見解が分かれる場合は安全側に
立って最善の対策を尽くす責務があるはず。
事実、日本原電の「東海第二原発」では、
同じ「長期評価」に基づいて津波の対策を進め、
水密化など事故回避策をとっていた。
それにも関わらず「東電」では、なぜ
それが出来なかったのでしょうか?
【今日の川柳】:原発
喉元も過ぎていないが「再稼働」
対策は何時まで経っても「引き延ばし」
【今日の道話】:称賛
かれらは論議を欲し、集会に突入し、
相互に他人を愚者であると烙印し、
他人をかさに着て、論争を交わす。
みずから真理に達したものであると
称しながら、自分が称賛される様にと
望んでいる。 (釈迦)
*思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で…