どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「これ何? 圧政者 」

「これ何? 」:支持率 『村や町を破壊し包囲し、圧政者として 一般に知られる人……、 かれを「賤しい人」であると知れ。』 (仏陀) 仏陀は、国王の務めは、民衆をして人間としての 正しい道を歩ませるのが、国王の務めだと教示している。 民衆を苦しめる国王…

「これ何? 思い込み 」

「これ何? 」:妄想・現実 「蚕がまゆをつくる様に、人は妄想の糸で 自らを縛り、他人を縛る。」 (楞伽経) 人は、思い込みと妄想で迷い、縛られ 苦しんでいるとこの仏典は教示している。 人は、幻想にあるものを、現実と 思い込んでいるのかもしれない。 …

「これ何? 支配 」

「これ何? 」:渇欲 「世間は渇欲によって動き、 渇欲によって悩まされる。 渇欲はあらゆるものを支配する。」 (釈迦) 本来、「欲」には善悪は無いはずですが、 「ものに激しく執着する欲」ができると、 善悪の見境がつかなくなります。 渇欲で人は苦悩し…

今週の「好きなおやつ:ボケ・ぼけ」

今週のお題は「好きなおやつ」 「好きなおやつ」といえば、 普通は食べ物の事を思い浮かべますが、 私は違います(アマノジャク)。 写真はそんなに好きではないのですが、 カメラ(機械)が好きです。 カメラが私の好きなおやつです。 いじくりまわして楽し…

「これ何? 五尺 」

「これ何? 」:命の別名 「五尺の身体を五尺に使うのは、えらい下手糞なのだ。 五十年や八十年や百年の寿命で死んだらバカらしい。 永久に死なない、永久に宇宙いっぱいの仏さまとちっとも 違わない人間になるのが、仏道の行ちゅうことなのだ。」 (澤木興道…

「これ何? 仏家 」

「これ何? 」:比較 「どの宗教の教えが優れていて、どの宗教の教えが劣っている といった具合に比較するということは、仏家(ぶっけ)に あってはならない。 仏道は思想ではない。 それは宇宙の事実であるからである。 この事実は人間の分別判断の対象とな…

「これ何? マルモウケ 」

「これ何? 」:人並 「今の世の中の人間は、オカシナことに自分の人生を、 しみじみと考えてみたことがない。 われわれ過去永劫の昔から、何ぞ煮えきらぬものを持って きており、「あの人もそうじゃ、この人もそうじゃ」と、 それで平気でいるだけである。 …

今週の「 爺、婆:アァ 勘違い 」

今週のお題は「おじいちゃん・おばあちゃん」 「おじいちゃん・おばあちゃん(爺・婆:ジーバ)」は、 大好きですよ。 いつも食べていますよ??? 爺婆 ⇒ ジーバ ⇒ シーバ そう、シーバとは猫のお食事(餌)の「シーバSheba」です。 「香りのまぐろ味セレク…

「これ何? とも 」

「これ何? 」:つき合い 「どのように友をつくろうとも、 どのようにつき合おうとも、 やがて人はそのようになる。 つき合いとはそのようなものである。」 (仏陀) 「朱に交われば赤くなる」と言う言葉があります。 悪しき者と付き合うなと言う意味です。 …

「これ何? 敗者 」

「これ何? 」:勝ち負け 「勝利は恨みを生み、敗れると悔しくて眠れない。 ただ勝敗を捨て去ってこそ快く眠れる。」(釈迦) 競争に負けると敗者は、哀しみや悔しさが倍増する。 「ノーサイド」などと簡単には言えない現状がそこにある。 「勝敗を超えて競え…

「これ何? 関係性」

「これ何? 」:当事者同士 「故なくして悪口言い、罪なき人を傷つけるなら、 その悪口、罵声はその人に帰ってくる。 ちょうど土を取って投げつけても、風に吹き 戻されて自分に返ってくる様なものである。」 (仏陀) 一般論としては、「因果応報」と言うこ…

「これ何? 与える 」

「これ何? 」: 財産 「人命は無常であり、財産は稲光のようである。 乞われなくとも、与えなくてはならない。」(大智度論) 誰も寿命を推し量ることは出来ない。 たとえ多くの「財産」を得ても、 完全に己のものとは言えないので、すぐに消え去る。 消える…

今週の「ご飯のおとも違い」

今週のお題は「ごはんのお供」 最近は、「ごはんの音も」ありません。 「沢庵の音も」ありません。 あるのは、「オイラ(尾鳴ラ)」の音だけです。 何とも寂しい食事風景です。 今日の「ごはんのお供」は、朝からの 「ビーフストロガノフ」です! (強気のナ…

「これ何? ゆかし 」

「これ何? 」:自己広告 『「なおゆかし 声もなくゆく 時鳥(ほととぎす)」 黙って時鳥が飛んでいくように、自己広告もせずに本当に 自分でもって声もなく行くのには、よほどの宗教的内容が なければできない。これがすなわち悟道である。』(澤木興道) 他…

「これ何? あんな 」

「これ何? 」:一億総評論家 『人生とは矛盾である。 「あいつあんなことしやがった」と言いながら、 じつは自分もしたいことだったり。』 (澤木興道) 「あんな若い嫁を貰いやがって!」 「あんな豪邸に住みやがって!」 「あんな高級車を乗り回しやがって…

「これ何? 火 」

「これ何? 」:火巌経 「火を鑽る時、熱くならないうちに止めると、 火は起こせない。」 (火巌経) ・火を鑽る時=火を起こすとき 何事も中途半端では「ダメ」と言うこと。 しかし、何処までが「中途半端」なのか、 物事を「どこまで突き詰めればよいのか」…

今週の「備え:それが無い」

今週のお題「もしもの備え」 防災についての「もしもの備え」は、「ヒト」でしょう。 どんなものを備蓄していても、それを有効に活用するか否かは「ヒト」です。 つねに防災を意識し、地域に協力できる「ヒト」を養成しておくことが 根本的な対策になるので…

「これ何? 自然体」

「これ何? 」:自分 「野鳥自啼花自笑:野鳥は坐禅している人に、ひとついい声を 聞かしてやろうと思って鳴くわけでもなく、 花も人に美しく思ってもらおうと咲くのではない。 不干岩下坐禅人:坐禅人も、悟りをひらくために坐禅しているの ではない。みな、…

「これ何? 自在 」

「これ何? 」:自分のもの 「よくよく探ってみると、自分の思うように自由のきくものは何もない。 これは一生涯辛抱しなければならぬ。 辛抱せんでもよいことは何もない。 それは自分のものというものはないからである。」 (澤木興道) 「自分の思うように…

「これ何? イメージ 」

「これ何? 」:刷り込み 「人間というのは暑いときに「ああ暑い、暑い」と言うと、 余計に暑い。そのときにそっとしておるとそんなでもない。 われわれは言葉にすることによって、 余計それに囚われるのですね。」 (澤木興道) そうは言っても、今年の暑さ…