どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「できぬこと (慈31) 」

  「うそはいわない ひとにはこびない 

    ひとのかげぐちはいわぬ  わたしにできぬことばかり」

                  (相田みつを

 

   *仏教詩人、詩集『にんげんだもの』の著者

    生涯の師は、曹洞宗高福寺の武井哲応老師

 

 朴念仁の私にも出来ない事ばかりです。

 

 「嘘」には、成り行きでついついてしまう軽い「嘘」と

確信犯的な「嘘」がある様に思います。

 

 確信犯的な「嘘」は、近年政治家の先生方が

よくおっしゃっている様にお見受けしています。

 

 自己保身のため、自己の利益のため等々、嘘と思われる

事の具体例をあげたらキリがないのでやめます。

 

 相田みつを氏は、こうも言っています。

「にんげん 一番いやなことは じぶんが じぶんに

  うそをいうときだ」 と。

 

 確信犯的な「嘘」をつく様な厚顔無恥な先生方には、

是非ともこのことばを肝に銘じてほしいものです。

 何事も、顧みて反省する「こころ」が肝要なのです。

 

 「澄んだ眼の底にある 深い憂いのわかる人間になろう 

 重い悲しみの見える眼を持とう」   (相田みつを)。

 

 このようにいきたいとは思っているのですが………

 

   飛行機ぐも 雲の峰を 突き抜けり

       2020.07.05 moai291