どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 執行猶予 」

  「何これ? 」生前の業
 
 「善い事をして、この世からあの世に行った人を
  善業が迎え受ける。
  愛する人が帰ってきたのを、親族が迎え入れるように。」
             (『ジャータカ』)
 
 生前に積んだ善悪の業が、あの世で待ち受けている。
悪業が重いと地獄へゆき、善業が重いと幸せなところへ
生まれる。
 
閑話休題】:弁護士
 2010年、大阪地検特捜部の「証拠改ざん隠ぺい事件」で、
「犯人隠避罪」に問われ、執行猶予付きの有罪判決が確定した
地検元特捜部長のOH氏が、弁護士登録を申請して、
認められたそうです。
 
 弁護士法の規程では、執行猶予の期間が過ぎれば
弁護士登録は可能になるそうです。
 
 OH氏は、執行猶予の期間が過ぎた事から、
弁護士登録の申請を行い、認められた様です。
 
 まあ、職業の選択は自由ですから、とやかく言う
事は出来ません。
 
 しかしこの経歴(有罪判決を受けたという事実)は
氏が弁護士活動をする際には、開示すべき内容です。
 
 経歴に、正確に載せて弁護士活動をして欲しいものです。
 
 この経歴を見て、仕事を依頼するか否かは、顧客の判断です。
「有罪判決を受けた弁護士などイヤ」だと言う人もいるでしょう。
 
 しかし、この様な「狡猾な人?」を、自身の弁護士として
仕事を依頼しようとする人も、希にはいるでしょう。
 
 弁護士に仕事を依頼しようとする人へ、自身の経歴内容等の
情報開示は、きちんと行って頂きたいものです。
 得意の「隠ぺい」などしないでください。
 
 経歴に、「犯人隠避罪」に処された事も正確に載せて
弁護士活動をすることが、かえって自身の信用にも繫がると
言う事を、この人は理解出来るのでしょうか?
 
 特に、弁護士と言う職業は、「信用第一」です。
 
 もしかして、素晴らしい弁護士になる可能性をも秘めて
いる事を、この人は自覚できているのでしょうか?
 
 その第一歩が、経歴を詳らかに、明示する事から
始まります。 出来ますかな?…………
 
 さて、この人にどれだけの度量があるのかを、
見せてもらいましょうか…………
 
 *春「取扱説明書」の不安
           2021.05.04.moai291