どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 文通費100万円」

 「何これ? 」:欺瞞
 
 「多くの呪文をやたらにつぶやいていても、
  人は生まれによって聖者となるのではない。
  内心は汚物に汚れ、欺瞞にたよっている。」
             (釈迦)
 
  呪文によって悪行が消え誰でも浄土へ
  行けると言うものではない。
  欺瞞に満る心は、不浄である。
 
閑話休題:文通費100万円
 
 国会議員に月100万円支払われる「文書通信交通滞在費」が、
先月の衆院選初当選したばかりの議員に満額支給された。
 
 私の大嫌いな「異心の怪」は、これらをコロナ関連の寄付に
充てる方針を固めたそうです。
 
 何か「イイこと」をやっている様にも見えますが……
さすが「パフォーマンス」の「異心の怪」?
 
 党幹部は、初当選の議員に支払われる100万円を“特別党費”と
して徴収した上で、コロナ関連の寄付に充てる方針だそうです。
 
 新人議員からのみ、100万円を“特別党費”の名目で徴収し
寄付をする事になるので、ほかの幹部の先生方は寄付をしない
ことになる。幹部にとっては、何と都合のイイやり方なの
でしょうか。
 
 「文書通信交通滞在費」の根本解決にはなっていない。
「異心の怪」得意の「すり替え」の理論です。
 
 お金に「色」はついていませんヨ。
「党」のアピール目的には、多大の貢献をするでしょうが。
 
 その意味では、スバラシイ「パフォーマンス」ですね。
さすが「異心の怪」です。
 
 党としてコロナ関連へ本当に寄付をしたいのなら、
党員全員へ寄付の趣旨を説明し、しかるべき団体等へ寄付すれば
それで済むことです。何ら問題はない。
 
 「異心の怪」の新人議員からは“日割りにするべき”などと
見直しを求める声が上がっているそうです。
 
 ここは、「日割り」ではなく、「実費支給」にすべき
でしょう。
 
 吉村知事は、2015年10月1日に衆議院議員を辞めました。
10月1日退職なので、この「文書通信交通滞在費」としての
100万円をしっかり受け取った筈です。
 
 退職する場合、普通は月末で区切るのが常識的な考え方です。
わざわざ、1日に退職した理由は何だったのでしょうか。
 
 よほど深い理由があったのでしょうね。
その理由を是非ともこの機会にお聞かせ願いたいものですが………
 
※『プラスα』
  彼はその後、「今回の文通費のおかしさを僕自身が取り上げて
 います。ケジメがつきませんから、6年前のことですが
 満額寄付を致します」だとさ。
 
 ヘェ~ 満額寄付すれば「チャラ」になると思っているんだぁ~
この人の仮面が徐々に剥がれていくようです………
 
  * 冬の蠅 そろり歩みて何処へ行く
          2021.11.16.moai291