どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 走って大丈夫、そこじゃ~ないよ!」

  「何これ?」:教
 
 「たとえ月が熱くなり、太陽が冷たく
  なる事があったとしても、
  仏の説かれた四諦の教えは決して
  変わる事のない真理である。」
     (『仏遺教経』)
 
   苦しみの克服についての
   不変の教えとは、いつでもどこでも
   誰にでも変わることなく実践できる
   ものとしている。
 
 【今日の思込】:「ダイハツ車両試験不正問題」
 
   1月16日、国土交通省は、
  ダイハツ工業の試験不正を受け、
  3車種の「型式指定取消し」手続きを開始。
 
   「型式指定」を取り消されたら、
  どうなるのでしょうか?
 
   今回の不正問題でわかりにくいのは、
  工場出荷を停止させながら、
  出荷済み車両については「運行停止」とはせず、
  販売店を含めて「走っても大丈夫です」と
  口をそろえて言っていること。
 
   常識的に考えれば、走って大丈夫な
  クルマなら、出荷を止める必要もなく、
  矛盾が生じていると誰もが思うはず。
 
   「走って大丈夫」とする根拠は、
  ダイハツの検証と第三者委員会の調査で、
  「142件の不正行為のうち、141件は法規基準に
  適合している」と判断されたためらしい。
 
   この検証結果は、第三者認証機関の
  「テュフ・ラインランド・ジャパン」も
  確認しているらしい。
 
   これは物理的には安全項目を
  クリアしていたという事を後追いで
  確認しただけで、法的な適合とは訳が違う。
 
   「型式指定取消し」の論点は、
  「走って大丈夫」か否かと言う自動車の
  安全性の確認だけの問題だけではなく、
  自動車を生産し出荷する際に、
  「正規の型式認定」をすり抜けて、
  出荷・販売された自動車が今も公道を
  走っていること事自体に法的な問題が
  あるのではないかという点です。
 
   「型式指定」を取り消されたという事は、
  言い換えれば、法令上は公道の走行が
  認められていない自動車が販売されていたと
  いうのに等しいのではないのでしょうか?
 
   「型式認定」をすり抜けた車でも公道を
  自由に走れるというのなら、「型式認定制度
  そのものが何の意味もなさなくなる……
 
   「型式認定」の確認が適正に行われて
  いなかった自動車が、公道を走れるとは、
  到底思えないのですが……
  国土交通省は、一体何を考えて
  いるのでしょうか?
 
   「運行停止」措置を執るべき
  案件と思われるのですが………
  (社会的影響が大き過ぎるから??……)
 
  * 初旅は新車に乗りて隣町
       2024.01.17/moai291
  ※世界平和のためと、自身のために「節電」しましょう。
    我が家の節電等:(節電に走っても大丈夫?…なんやそれ……)
   ●思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で……