どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 米国流の信奉者…」

   【今日の思込】:先進国のダブルスタンダード
 
   先進国?が掲げる「法の支配」と言うダブルスタンダード
    (西洋基準たる「万国公法」の矛盾…)
 
   岸田君の連邦議会上下両院合同会議での演説の要旨。
   ・「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序」、
   ・自由と民主主義の普遍化、
   ・全く異なる価値観や原則を持つ主体からの挑戦に対抗、
   ・米国はグローバルパートナー
 
   だからこそ「法の支配に基づく自由で開かれた
  国際秩序や、平和を守る」という訳の分からぬ主張?。
 
   「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序」
  という表現は、首相演説に金科玉条のごとく
  登場するフレーズですが、さて、この岸田君の
  述べている「法の支配」とは「何?」。
 
   「米国流」が全て正しいと言う主張なのでしょう。
  米国流こそが世界のスタンダードで「正義」である、
  他は容認できないと……
 
   岸田君もこの米国流の信奉者なのでしょう。
 
   言葉の上で、「法の支配」と言えば、
  私たちは、全世界が守っていかねばならぬ
  「普遍的原理」だと捉えがちです。
 
   しかし、本当にそうなのでしょうか?、
  先進国以外の国々は、この「法の支配」に
  疑問を呈している国々も多い。
  ”本当に「普遍的な原理」なの?”と……
 
   日本の具体的な対応を例にとっても、
  ウクライナには国際法上の支援を適用する一方で、
  パレスチナには人道上の支援すらしない。
 
   法の支配に基づいてハマスは批判するのに、
  イスラエル国際法違反には、ダンマリ……
 
   この様な態度を今後も「日本」が続けるなら、
  他国は日本と言う国を、歯牙にもかけなく
  なる事でしょう……
 
   自身に都合のイイだけの「法の支配(普遍的原理)
  と言わざるを得ない……
 
   こうした先進国のダブルスタンダード
  途上国の人々は「何?」と疑問を呈している。
 
   特にアフリカ諸国は、欧米による過去の
  植民地支配にも反発を強めており、先進国中心の
  世界秩序に異を唱える動きが顕在化している。
 
   西洋的なモノの見方を国際基準として
  妄信することを拒んだ思想家の「岡倉天心」は、
  『茶の本』の中で、次のように記している。
 
   ”西洋人は、日本が平和な文芸にふけっていた間は、
  野蛮国と見なしていたものである。
  しかるに満州の戦場に大々的殺戮を行ない始めてから
  文明国と呼んでいる。(中略
   もし我々が文明国たるためには、血なまぐさい
  戦争の名誉によらなければならないとするならば、
  むしろいつまでも野蛮国に甘んじよう。
  われわれは、我が芸術および理想に対して、
  しかるべき尊敬が払われる時期が来るのを喜んで待とう”
 
   今回の岸田君の演説を「米国との対等な関係の始まり」
  などと賛辞を贈るいわゆる有識者と言う輩の
  愚かさは一体どこから来るのでしょうか?
 
   岸田君は、中国を、
  「国際社会全体の平和と安定にとっても、
  これまでにない最大の戦略的な挑戦」と
  名指しで強調しているが……
 
   岸田君は、米国と協調し、責任をもって
  「敵(中国)」と対峙すると確約したかの様に映る。
   イヤ、先頭に立って………
 
   米国も中国も日本もロシアもアフリカ諸国等も
  対立している「暇?」は無いと思うのですが……
 
 *「俳句季語:木の根明く
   吾子の手で回す地球儀木の根明く
          2024.04.17/moai291
 
  「何これ?」:無常
    まさに知るべし、もろもろの余の苦患は
     或いは免るる者あらんも、無常の一事は
     終に避くる処なきを。  (源信
   ※世界秩序と、自身のためにも「節電」しましょう。
    我が家の節電等:(グローバルスタンダード節電?…なんやそれ……)
   ●思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で…