【今日の俳句】：蟷螂（秋）
蟷螂が護っているよなゴミ袋
【今日の思込】：町内会ゴミ捨て問題
自治会（町内会）の退会を理由に
ごみステーションの利用を禁じられたのは
違法だとして、福井市の40代男性が、
ごみステーションを利用する権利の確認と
損害賠償30万円を町内会に求めて
福井地裁に提訴した（民事調停申し立て）。
町内会側は「違法性はない」と争う
姿勢を示しているらしい。
この町内会では、ごみステーションの
管理費として年間3万6千円を支出しており、
この男性は年間の利用料として、3万6千円を
町内の世帯数で割った約300円を支払うと提示。
しかし町内会側は、町内に住んでいない空き家を
所有する人の町内会費が年間2万2千円であること
などから、2万4千円と主張し、折り合いが付かず
現在調停は成立していない。
そもそも空き家の所有者に
年間2万2千円もの町内会費付加って、
高すぎではないの？ 金額の根拠は？
自治会が管理するゴミステーションに
勝手に了解なくごみを出せば、
ごみの不法投棄になるのは必定……
このケースは、男性の費用負担の主張は
まっとうなものと思慮されるが……
町内会の主張は、空き家所有者の
町会費とゴミステーション利用料金との
関連性に、説得力のある説明がなされていない。
低過ぎる利用料を認めれば不平等が
生じるなどと言ってはいるが………
福井市によると、”ごみ回収は行政が担うが、
ごみステーションの管理運営は町内会に
委ねている”と逃げ腰。
エラソ～、”仕事を与えてやっている”とでも
言いたいのでしょうか？
こういうことを平然と行政担当者が言うのなら、
今後は「ごみステーションの管理運営を
町内会は関与しない」と言いだしかねないのにネ。
最終的には、こんな地区の町内会は
イラナイ解散だぁ～、となるカモね……
（人口減の現状もあるし……）
東京都立大の玉野和志教授（地域社会学）は
「ごみ収集は本来行政が担うべき仕事で、
自治会は好意で協力しているにすぎない」とした上で
「自治会ありきの仕組みは限界にきている。
行政は根本的にごみ収集のあり方を見直す必要がある」と
話している。
【今日の川柳】：御美
ゴミ屋敷 ごみは貯まれど金逃げる
ごみはゴミ お宝なんて夢の外
ゴミ袋 抱えて来る噂好き
＊「何これ？」：蓮華
高原陸地に蓮華生ぜず、
卑湿汚泥にこの花を生ず。
（『維摩経』）
●思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で…
