「これ何? 個人情報 」

 「何これ? 」：無尽蔵

 

　「無一物無尽蔵」　（宋・蘇東坡 ）

 

　何も無いところにこそ、無限のものがある。

ものに拘わると、ほんものを見失う。

 

【閑話休題】：監視（楽天グループ）

　楽天グループを監視。

　日米で共同監視を行うそうです。

 

　これは、中国ＩＴ企業への顧客情報流失を

抑止したいとの考えによるものです。

 

　今年三月に、中国企業の「テンセントの子会社」が

楽天グループ株の3.65％を取得しました。

 

　これに伴い、日米の顧客情報がテンセントを通じ

中国政府機関へ流れることが懸念されるため、

日米で共同監視を行う事としました。

 

　日本政府は、外為法に基づき、定期的に楽天から

聞き取り調査を行う事としています。

 

　外為法では、事前届け出を求める出資比率を10％以上から

「１％以上」へと厳格化しました（2020年）。

 

　「テンセントの子会社」は、この外為法による

この届出は行っていません。

 

　しかし、外為法には資産運用目的で経営に

関与しない「純投資」の場合は、この届出を

免除する規程もあります。

 

　資産運用目的で経営に関与しない「純投資」であると

表向きには言っていても、その実態は不透明です。

 

　外国資本であっても、大株主としての経営関与も

可能です。

 

　また、大株主なら、顧客情報に触れることも

制限できないと思われます。

 

　「純投資か経営関与の投資か」などは、表面づらでは分かりません。

このことから、日米で共同監視を実施する事とした様です。

 

　「外為法」にも、穴があるようです。

 

　個人の情報は、クレカやPayを使ったり、

ネット検索情報等からも情報が搾取されます。

 

　私の情報など、資産もそれほど無く、とるに足ら

ないものですが、無認識で情報が吸い取られる

ことは、いい気分ではありません。

 

　ネットの検索履歴は、その都度全削除しているのですが、

根本的に個人情報を他者に抜き取られないようにすることは

極めて困難な時代になってしまいました。

 

　近頃メールに、

　　「amazon変更を確認してください」とか

　　「amazon注文状況が変更されました」、

　　「楽天 お客様アカウンント緊急停止につきまして」、

などの「詐欺メール」が多くみうけられます。

 

　無視して、そのまま「ポイ」していますが、

これもなかなか面倒です。

　アカウントを変更することも考えている今日この頃です。

 

　＊黄砂降る ポストに君の 便り来ず

　      　          2021.04.24.moai291

「これ何? 無駄遣い庁」

  「何これ? 」：智慧者の非難

 

　「愚者に褒められる人と、智慧者に非難される人を

　　比べれば、智慧者に非難される人が、愚者に

　　褒められる人より勝れている。」

　　　　　　　（『テーラガーター』）

 

　智慧者の非難には、道理にかなったものが多い。

これを真摯に受け止めるべきである。

 

【閑話休題】：神アプリ

　73億円の「オリパラアプリ」、なぜ、中止できないの？

 

　海外観客の受け入れ停止が決まった事で、東京五輪にやってくる

外国人の数は激減する事になりました。

 

　それにも拘らず「止められない」ものがあります。

通称「オリパラアプリ」の開発です。

 

　このアプリをインストールしていれば、入国後の2週間の

隔離措置を免除するという触れ込みでした。

（これが本当なら、まさに神アプリ……）

 

　オリンピック・パラリンピックを巡る情勢がこれだけ大きく

変化している中で、その必要性が疑われています。

 

　開発者側は、五輪に限らず、今後のインバウンドの

状況下においても使用でいるアプリだと詭弁を弄しています。

 

　ブレーキを踏む事ができるのは政治家だけですが、

失敗を認めれば内閣支持率に響き、衆議院選挙も近々ある事から、

真正面から対応しようとはしていません。

 

　またこのシステムは、各省庁ごとに専門のベンダー（IT事業者）が

運用・保守することになっており、その事業者しか改修・点検が

できない「ベンダーロックイン」と言う状態になっています。

 

　「会計監査院」は、予算執行後の執行内容しか精査できない

事になっている様ですが、明らかに無駄遣いの疑いがある今回の

様な場合には、特別に何とかできないのでしょうか？

 

　事前に、無駄遣いの可能性が高い事業執行の停止を求められる

様な組織等は存在しないのでしょうか。

　無いのなら、つくれないのでしょうか？

 

　「無駄遣い庁」の新設？（これ自体が正にムダかぁ～）

既に、どの省庁も無駄遣いしているもんネ～

 

　明らかに税金の無駄遣いを放置して、今後増税などと

言い出すことは、全く持って許されざることです。

（国民は、「打ち出の小槌」ではありません。）

 

　＊蒲公英や 風にほぐされ 西ひがし

　      　　　　2021.04.23.moai291

「これ何? 逮捕 」

 「何これ? 」：積重ね

 

　「悪小なるをもって、これを為すなかれ。

　　善小なるより為さざるなかれ。」

　　　　　　　　（『三国志』）

 

　小さな悪でも、積もれば大きくなる。

小さな善でも、積み重ねれば涅槃に向かう。

 

【閑話休題】：ミャンマー（人権）

　フリージャーナリストの北角裕樹さん。

虚偽ニュースを広めた疑いで逮捕（18日）。

 

　ミャンマー国軍は、何処が虚偽だったのか

客観的な説明をしていない。

 

　たぶん、他の国の報道をも牽制する目的で

日本人を拘束したのでしょう。

 

　ミャンマー国軍は、日本人を拘束しても、日本政府は

強行な反応はしないと織り込み済みだったのでしょう。

　まさにその通りになっています。甘く見られたものです。

 

　即、強い抗議を、国際発信すべきですよ！

人権、公正な報道等に係わる問題ですよ！

 

　スカ首相は、「邦人保護に万全を尽くす」と

「ぬるま湯で屁を放った」様な事を言っています。

　相変わらず上滑りの言葉だけです。

 

　具体的に、今後どの様に対処していくのか？

どの様に強い抗議をするのか？

　何も発信していない…………

 

　まさにミャンマー国軍の思惑通り。

 

　この様な生ぬるい対応しか出来ないこの国は

もはや「国」としては、存在しえないとも思う。

 

　クソ～　「税金」払わないゾ～

 

　＊竹の秋 獲物を探す 猫の髭

　      　　2021.04.22.moai291

「これ何? 人流 」

「何これ? 」：財

 

　「賢にして財多ければ、即ちその志を損ない、

　　愚にして財多ければ、即ちその過ちを益す。」

　　　　　　　　　　　　（『漢書』）

 

　　財は、多いことが良いとは限らない。

　たとえ賢者であっても「志」を見失うことにもなる。

　「子のために美田を買うな」である。

 

【閑話休題】：「人流」とは？

　この言葉「人流（ジンリュウ）」は、広辞苑にも載っていません。

 

　東京都の小池百合子東京都知事が、近ごろ連発しています。

　最初聞いた時、何を言っているのか分かりませんでした。

 

　「人流」とは、「人の流れ」と言う意味で使っているようです。

「人の流れ」と言えばイイのに、何故「ジンリュウ」などと

宣うのでしょうか？

 

　何でも横文字が好きなお方なので、

  「Person's flow」とでも言ってみますか？

　いや、やはり日本語で「人の流れ」と言うべきでしょう。

 

　お忙しい方のようですので、少しでも言葉の音数を

節約したかったのでしょうか。

 

「ジンリュウ」５音、「ヒトノナガレ」６音

あまり変わらない音数ですヨネ。

 

　一音でも少なくして、効率を上げようとする

御心意気は、見上げたものです…カナ？

（公務員改革の、一環なのでしょうか？…イヤミ…）

 

　何故、「人流（ジンリュウ）」と言い出したのか、

その精神状態を知りたいものです。

（本当は、全くもって、知りたくも無し…デス……）

 

　言葉は時代と共に変化していくものですが、

「正しい日本語」を使って頂きたいものです。

（私の日本語も正しいとは言い切れませんが……）

 

　＊ 春の風今日も一緒に猫散歩

　      　　　2021.04.21.moai291

「これ何? 一年 」

 「何これ? 」：脚下照顧

 

 「道は近きにあり、しかるにこれを遠きに求む。」

　                                                   （孟子）

 

　「脚下照顧（足下を照らして見よ）」である。

 

【閑話休題】：自身の言葉

　今日でブログ投稿マル一年になります。

毎日欠かさず、何とか書き上げてきました。

 

　内容は、空疎なものですが、自分自身の

その時の心境は、なんとなく書けたのかなと

思っています。

 

　他人の言葉ですが「自分を褒めてあげたい」と

言うところでしょうか？

 

　そう言えば、「池江璃花子」選手も、競技のあとに

「自分を褒めてあげたい」とか、「努力は必ず報われる」

等の他者の言葉を引用していました。

　

　しかしここは、本人のオリジナルの言葉が

欲しかったと思います。

 

　例えば、「違う世界が見えたような……」

　　　　　「涙が出ちゃった。プールの水で判らないでしょうネ」

　　　　　「この永かった一年は私の人生、これからも……」

　　　　　「今は、簡単に努力とは言えないような気が………」

 

　などは、如何でしょうか？

 

　なお、ブログ投稿一年にあたっての

私のオリジナルの言葉は、アリマセン。

 

　これからは、「毎日投稿」に拘らずに書きたい

とも思っています。

 

　しかしなぁ～、毎日書くことで、生活のリズムが

つくれるし、「爺々」の健康にもイイからなぁ～

 

　＊ 潮干狩り 探す吾子の手 熊手の手

　      　　　　　2021.04.20.moai291

「これ何? 見世物 」

  「何これ? 」：仏心

 

　「すべての生類には、ことごとく仏心がある。」　

　　　　　　　　　　　　（『大般涅槃経』）

 

　誰でも、諸仏の教えに従えば、仏にもなれる。

すべての生き物にも、仏心があるのではないのか。

 

【閑話休題】：放送倫理検証委員会

　普段は、TVはあまり見ないが、先日

とんでもない番組を見てしまった。

 

　車中でたまたまそれとなく見ていたので、

番組名や何処のTV局かは定かではない。

 

　放送内容は、飼い「犬」に、生きている「魚」等を

投げ与え、それと格闘させ、３秒間魚を押さえつけると、

一本？と言う構成で放送された、くだらない番組です。

 

　「魚」もカワイソウ、「犬」もカワイソウ、

それを見せられる者もカワイソウである。

　生き物の「命」を何だと思っているのでしょうか？

 

　これを見て笑う人の心境も、どうしても理解できない。

番組を構成した人の神経も理解できない。

 

　それを放送したTV局のディレクター等の

無神経さも理解できない（何故ボツにしない……）。

 

　この犬の飼い主は、何かオカシイゾとは

感じなかったのだろうか？

 

　自分の犬を、魚にけしかけ、一喜一憂している。

自分の犬も、怪我をする可能性もあると言うのに………

 

　少額のお礼を貰って、それで良しとしているのでしょう。

この様な飼い主に育てられる「犬」もカワイソウ。

 

　全ての命に対する畏敬の念が、全く無い。

 

　確かに私達は、動植物の「命」をもらい受けて

生きています。

 

　しかし、その命を「見世物」にすることなど、

すべきではなく、また許されるはずもありません。

　全く持って、あり得ません！

 

　命を「見世物」にするこの様な番組は、

「放送倫理検証委員会」への提訴も然るべき

とも思われますが……………

 

　＊ 花祭り 唯我独尊 手の平へ

　     　　2021.04.19.moai291

「これ何? ウッドショック」

 「何これ? 」：足る

 

　「足るを知れば辱めれれず、止どまるを知れば

　　殆うからず。もって長久なるべし。」  （老子）

 

　満足を知り、事の加減を知れば危険に遭うことも無い。

これが長寿の秘訣にもなる。

 

【閑話休題】：「ウッドショック」

　「ウッドショック」とは、建設用木材の供給量の不足による

　” 価格の急上昇と入手難” のことです。

 

「なぜウッドショックが起こったのか」

　①最大の木材の輸入先の米国からの輸入が困難になったこと。

　　米国では、国内需要増のため、輸出する余裕が無くなった。

　　住宅用木材の価格が高騰し、半年で倍以上にも値上がりした。

 

　②世界的な輸送コンテナ不足

　　米国では、昨年夏からクリスマス商戦にかけていわゆる

　 「巣ごもり需要」の活況で物品の輸送量が急増した。

　　このことにより、米国にコンテナが集まり過ぎてしまい、

　　コンテナが港に滞留する状況になってしまった。

 

　　中国でも好景気需要のために、コンテナが集まり始め、

　 「運びたくてもコンテナが無い」状況が加速している。

 

　③国内林業の衰退

　　国内の供給を増やそうとしても、供給するための担い手がおらず、

　　急に増産することも出来ない。

　　外圧等により、木材の輸入が拡大する一方、国内の林業が衰退

　　してしまった。

 

　④材料供給の根本的な部分での問題

　　あらゆるものを、国外からの輸入品に頼る方針が

　　今回の材料不足の状況悪化を増幅させている。

　　材料供給の根本的な部分での問題点が顕在化している。

 

　しばらくは、材料の供給が途絶えてしまうことも

覚悟しなければならない状況にある。

 

　全ての品目について、輸入に頼らない方策に

転換していく必要性を感じる。

 

　＊ 雛菊や 街道沿いの 橋の下

　      　    2021.04.18.moai291