どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 五輪個人資格参加」

  「何これ? 」:正義
 
 「他国を攻撃する不正義をはたらく者に、非難せずに、
  かえって追従して誉めたてて正義と言う。
  これでは正義と不正義の区別をわきまえていると言えるか。」
                    (墨子
  戦争ほどの悪はない。
  平時は、人一人殺せば死刑もあり得る。
  戦時においては、百人殺戮しても、英雄扱いである。
  不戦の誓いが形骸化しなければ良いのだが……
 
閑話休題:オリンピック委員会
      →地域オリンピック委員会
       →ロシアオリンピック委員会
 
 オリンピック委員会って、「国」と何処が違うの?
 
 今回の「ロシア」の様に、オリンピック委員会から
出場する選手は、個人の資格で出ているとのこと。
 
 それなら、団体戦にも出場出来るのは何故?
(そもそも個人の資格で参加した者が、勝手に集まって
 団体戦を戦うの?)
 
 ドーピング違反を組織だって行った「国(ロシア)」は
そもそもオリンピックに参加できない筈なのに。
 
 厳しい基準を満たしてドーピング疑惑の潔白を証明できた
ロシアの選手だけが、国家を代表しない個人資格の「OAR」と
して大会への参加が認められるとしているが………
 *「OAR」とはOlympic Athlete from Russia、
  (オリンピック・アスリート・フロム・ロシア)の略)
 
 今回のフィギアスケートの選手も、
これをクリアしたからこそ、個人としての参加が
認められたのではなかったのでしょうか?
 
個人として参加と言う事ですが、個人でドーピングの
検査をして、潔白を証明する事など出来るはずもない。
 
 このドーピング検査は、結局、国(ロシア)が行うのでしょう。
ロシアと言う「国」は参加が禁止にされているのに?
そのロシアのドーピング検査結果を認めるの?
 
 今の五輪は、「国別対抗戦」みたいな感覚がある事が
そもそもの間違いなのではないのでしょうか?
 
 「OAR」の様に、個人の資格で参加できると言うことは、
何か抜け道みたいな感が拭えませんが…………
 
 結局、「OAR」としての参加は、只単に名を
借りた「ロシア」の参加でしかない。
 
 出場する競技も何の制約もない………
 
 それを是とする「商業主義オリンピック」が
垣間見えます………
 
 * ねんねこの少し重きを感じをり
         2022.02.14/moai291