どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 空気感染(エアロゾル感染)」

 「何これ? 」:嫌悪
 
 「髪、毛、爪、歯、唾、大小便などの
  一つでも体から落ちると、人は手で
  それに触れることすらせず、睡棄し、
  嫌悪する。」  (『清浄道論』)
 
  本来、生き物の体内は汚物でまみれている。
  排出すると嫌悪感がなお一層増幅される。
 
閑話休題:空気感染(エアロゾル感染)
 
 3月28日、国立感染症研究所のホームページに
新型コロナウイルスSARSCoV-2)の感染経路について」の
報告書が公表された。
 
 感染経路は以下の3つ、
(1)空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと、
  (エアロゾル感染、空気感染)、
(2)ウイルスを含む飛沫が口、鼻、目などの露出した粘膜に付着すること、
  (飛沫感染)、
(3)ウイルスを含む飛沫を直接触ったか、ウイルスが付着したものの
  表面を触った手指で露出した粘膜を触ること、
  (接触感染)、
 
 感染研はこれまで、主な感染経路として挙げていたのは、
 (2)の「飛沫感染」と(3)の「接触感染」。
 
 専門家らの間では、「なぜ今まで(1)を明記しなかったのか理解に苦しむ」と
言った声があった。
 
 ホワイトハウス科学技術政策局長で大統領副補佐官のアロンドラ・ネルソン氏がホワイトハウスのホームページに、22年3月23日に投稿した記事では、
「新型コロナが人から人へ感染する最も一般的な経路は、感染者がいた後、
数分または数時間もの間、室内の空気に漂っているウイルスを含んだ
小さな粒子です」と断言している。
 
 ホワイトハウスが「空気感染が最も一般的な経路」という認識を
示したと言う事です。(空気・エアロゾル感染)
 
 「WHOやCDCは空気感染を認め、モノの表面から感染する
ことはほとんどないとして、接触感染のリスクが低いと見ている。
 
 感染研は今まで、「飛沫感染」と「接触感染」が主ととれる
公表の仕方をしていたので、コロナ対策をミスリードしていた
可能性も考えられる。
 
 「飛沫感染」と「接触感染」という言葉だけでは、
『パーテーションを設置して、消毒をしているから対策は大丈夫』と
安易に思い込んでしまう。
 
 「飛沫感染」の対策として挙げられるのが、飲食店のパーテーションや
マスクで、「接触感染」の対策では、手指やテーブルの消毒などです。
 
 しかし、「空気感染(エアゾル感染)」では換気が重要
主な感染経路が空気感染となれば、換気は絶対に行わなければ
ならない最重要対策事項になります。
 
 米疾病対策センター(CDC)のホームページでの解説でも、
21年5月に主な感染経路の筆頭に「感染するウイルスを含んだ
非常に小さな飛沫やエアロゾル粒子を運んでくる空気を吸うこと」
と公表しています。
 
 パーテーションを設けると、逆に室内換気効率が悪くなる。
パーテーションと換気との調和が難しい。
 
 パーテーションは空気の流れを計算して設置しないと、
空気の流れを阻害し、感染リスクが逆に高まってしまう。
 
 飲食店でも適切に換気されて、正しい空気の流れがあれば、
頻繁なテーブルの消毒などは過剰な対応とも言える様です。
 
  パーテーションによって、空気の流れが阻害されないように
配慮する必要がありそうです。
 
 現在の知見では、室内換気が最重要と言う事なのでしょう。
家庭でも同じ対策を行うべきでしょう。
 
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 * 開けた窓机に散る桜無言
       2022.04.12/moai291