どういう意味?

「ことば」の解釈斜め読み

「これ何? 原発方針変更」

 「何これ? 」:悟り
 
 「仏法というものは努力していくものではない。
  われわれ凡夫の努力をやめた処に仏法がある。」
          (澤木興道
 
  「悟り」ほど手ごわいものはない。
   今だに理解しきれていない。
 
閑話休題原発方針変更
 
 2022年8月24日、GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議での
 「軋駄踏尾」首相の発言。
 
 今までの「新・増設はしない」という政府の基本方針を
いとも簡単に反故にして、新・増設に舵を切った。
 
 こんな大切な事を一時の思い付きで簡単に変更する
「軋駄踏尾」首相。(決断力の「軋駄」?)
 
 一年くらい経ったら、また「新・増設はしない」と
言い出すかも知れません?
 
「発言要旨」
 ”原発再稼働へ国があらゆる対応”、
 ”新たな安全メカニズムを組み込んだ次世代革新炉”の開発・建設、
 ”脱炭素の切り札?次世代型「小型モジュール炉(SMR)”の建設、
 
 こんなことを言っていますが、要は、電力会社に阿って
原発を推進しようと言う主張をしているだけのこと。
 
 国が責任をもって前面に立つと言っているように
聞こえますが、いざとなったら「シランプリ」は政府の得意技。
 
 福島の時も、根本的には「東京電力」の問題として
逃げている。
 
 この新型と言っている原子力発電のセールスポイントとしては、
  ”新たな安全メカニズム”
  ”次世代型革新炉”
      ”小型モジュール炉(SMR)”
      ”脱炭素の切り札”
 などと、”イカニモ?”と言う言葉を並べて
いますが、真の安全からは程遠い…………
 
 原子力発電所の最大の問題点は、
運転後にたまり続ける「高レベル放射性廃棄物」を
的確に処理・処分できないことにある。
 
 その技術は、未だに開発されていない。
地下埋却も何十万年もの保管期間がかかるし、
未だにその最終処分場の目途も立っていない。
 
 北海道で補助金につられて、最終処分場の
「文献調査」に手を上げた自治体がある様ですが……
 この町村長も、今だけ補助金を貰えればイイと
言う甘い考え方なのでしょう。
 
 高レベル放射性廃棄物の処理・処分の技術が確立
されていないのに、原子力発電所の稼働や増新設など
あり得ない話………
 
 原子力発電所は、高レベル放射性廃棄物の処理が
出来ない未完成の欠陥システムです。
 
 自分たちだけは原子力発電所で発電を続け、
電気をふんだんに使い続け、残った高レベル放射性廃棄物
処理・処分は、孫・子以降の世代にまで先送りする。
 
 こんなことが許されていいのでしょうか?
 
 高レベル放射性廃棄物の処理・処分については、
フィンランドでは、建設中の最終処分場「オンカロ」が
2020年代にも稼働する予定。
地下400メートル超に廃棄物を埋設し、
10万年にわたって保管する。
 
 安定した地層がない火山国の日本では、
この処分方法も無理な話。
 
 安易に原子力発電所の再稼働・新増設などと
無責任な事は言わないで欲しい………
 
 原子力発電所は、入口から出口(廃棄物処理)までの
確実な管理システムが完了出来なければ、設置すべきではない。
 
PS.:次世代原子炉の開発計画
 三菱重工が共同開発開発する次世代炉は、「革新軽水炉」。
(なんだか呼称だけは、素晴らしいものに聞こえますが……)
 
 ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(2022.3/15:ブログ)。
  我が家の節電等:(孫・子の代まで節電を?…なんやそれ……)
 
 * 待合室ストリートピアノの愁思
          2022.10.04./moai291
 思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で……
    記載内容に”誤解を招くような表現”があったのならならお詫びいたします。