「何これ? 」:観察眼
「動物園の猿をみているより、飼いっぱなしの
人間を見ている方がおもしろい。」 (澤木興道)
近年は、特にこの傾向が強いように………
「政府 原発7基 再稼働目指す方針確認、
次世代の原子炉開発検討へ」
電力不足を解消するため、安全性が確認された原発の
再稼働について賛否は、「賛成」が48.4%と半数近く、
「反対」は27.9%、「どちらとも言えない・分からない」
は23.8%だった。
ちなみに、早稲田大学先端社会科学研究所の調査では、
「賛成」58%が「反対」39%となった。
”安全性が確認された原発”とは?
この設問は不適切。
安全性が確認されたとは、ある人は”津波が防げて
耐震性があれば良し”と考えるレベル。
またある人は、原発の構造自体の安全性のほかに、
最終的な高レベル放射性廃棄物の完全な処理工程の
確立まで念頭に置いて回答している人もいることでしょう。
この調査は「原発再稼働賛成派」の割合を
増やすために、恣意的にこの様なあやふやな設問を
しているとしか思われない。
(”安全ならそれでイイのでは” と簡単に思わせる手口………)
また、原発は「Co2を出さない」ので推進すべきと
言う人達もいる。
溜まり続ける一方……如何するの………
目先のCo2の排出(制限)の方が大切なの?
目先のCo2は減っても、放射性廃棄物は残る……
その処理は、孫・子の世代に押し付ける………
今の世代は、電気を節電する努力もしないで
使い続ける……
そして電気が足りない、何とかしろと言う………
現世代の方々は、何とイイ時代に生まれたのでしょうか………
問題は、次世代で解決してヨ………
無責任にもほどがある………
「トイレのない高級マンション」の様なもの……
あなたなら、このマンションに住みたいと思いますか?
基本システムが完成していない原子力発電所の
再稼働など、論外です。
「Co2」は排出しなくても、処理が出来ない
この様な原発を選択する判断など、あろうはずもない。
目先のこのことだけで、判断することの愚かさよ……
●ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(2022.3/15:ブログ)。
我が家の節電等:(節電?原発があるじゃないか……なんやそれ……)
* 万緑に今は神秘を感ぜざり
2022.08.26/moai291
※思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で……
記載内容に”誤解を招くような表現”があったのならならお詫びいたします。