「何これ? 」:無明
「子供がぐずると、”このワカラン奴”と言うて
叱っておるが、なあに、そう叱る親たちも
みなワカラン奴なのである。これを無明という。」
(澤木興道)
分からんと言うことがわかったら、それはそれは
スバラシイこと………
【閑話休題】:大会歌
夏の甲子園大会の決勝は、
仙台育英(宮城)vs.下関国際(山口)、
優勝校は、仙台育英(宮城)。
夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会)大会歌の
選ばれた作品(詩)にメロディーが付けられたもの。
(歌詞:栄冠は君に輝く)
雲は湧き 光あふれて
天高く 純白の球(たま) 今日ぞ飛ぶ
若人(わこうど)よ いざ
まなじりは 歓呼(かんこ)にこたえ
いさぎよし ほほえむ希望
ああ 栄冠は君に輝く
(不確かな私の記憶)
私の不確かな記憶では、歌詞の最後のフレーズは、
♪ああ栄冠は君に輝く♪ではなく、
♪ああ栄冠は君に輝かん♪
であった様な記憶があります。
歌詞本体が、文語調なので、最後のところも
文語調で、君に輝かん♪とした方が、型としては
スッキリする様な気がします。
君に輝く♪に変更したのは、
”輝かん”では、輝くことはないとの印象を与えるから、
単純に”君に輝く”と変更したのだと私は理解しています。
文語調の”輝かん”は、決して輝かないと言う意味ではなく、
この場合は、只単に輝くと言う事ではなく、
輝くと言う事を強調している表現になっていると思います。
例えば、文語調で
”我行かん、かの海原を超え”……と言えば、
”私は海原を超えて行くぞ”と言う
強い意志を持った言葉の意味になります。
行かないと言う事ではありません。
♪ああ 栄冠は君に輝く♪の方が
一般的には分かり易いことは事実でしょうが、
私は、♪ああ栄冠は君に輝かん♪の方が好きです。
文語調の「調べ」を大切にして欲しいと
思うのですが………
●ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(2022.3/15:ブログ)。
我が家の節電等:(アァ~節電に栄光あれ?…なんやそれ……)
2022.08.23/moai291
※思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で……
記載内容に”誤解を招くような表現”があったのならならお詫びいたします。